2009年の会報「あまみやましぎ」紹介

No.80 秋季号 目次

内   容 執筆者
活動報告 事務局
探鳥会・自然観察会報告 各担当
2009年奄美大島近海における
 アジサシ類の繁殖状況
鳥飼久裕 夏鳥として奄美を訪れるアジサシ類は、年によって繁殖状況が大きく異なります。2009年はどうだったのでしょうか。
ハンミャ島海鳥調査 高美喜男 ハンミャ島では奄美諸島で唯一オオミズナギドリとアナドリが繁殖しています。奄美野鳥の会では毎夏、この2種の海鳥の繁殖状況調査を行っています。2009年の繁殖状況について報告してもらいました。
渡り鳥と花 後藤義仁 主にオオコウモリが花粉を媒介するデイゴは奄美ではあまり実をつけることがありません。今年は平田の集落でたくさんの種子が観察されました。この花粉を媒介したのはどうやらあの鳥のようです。
フィールド記録
山室一樹、宮山修 ・オオハラビロトンボを奄美市笠利で目撃
・ピンク色のツルラン
・龍郷町でのオオハラビロトンボの記録
トピックス 鳥飼久裕、川口和範 ・奄美自然博物館に出展協力
・笠利町土盛海岸にアジサシ営巣地を保護する防護柵を設置
・奄美市内のホテルからエコロジー清掃の益金の寄付
奄美旅行 加藤ファミリー 金沢在住の会員、加藤家の皆さまが夏休みを利用して、奄美に遊びにいらっしゃいました。どうやら夜の森や海の中を楽しまれたようです。
ハンミャジマ・キャンプ 森田そら、満ファミリー ハンミャ島調査に同行したファミリーの子供たちから、ハンミャ島の感想を寄せてもらいました。
皆既日食中における野生生物の変化についての学術調査 永井弓子 2009年7月22日の皆既日食の際、野生生物がどのような反応を示すのか調査してほしい、と奄美市から奄美野鳥の会に依頼がありました。調査リーダーとなった永井さんにその調査の様子と結果をまとめてもらいました。


No.79 夏季号 目次

内   容 執筆者
活動報告・総会報告 事務局
探鳥会・自然観察会報告 各担当
特集皆既日食
 奄美で見たい皆既日食
前田利久 2009年7月22日に起こる世紀の天文ショー皆既日食について、天文に詳しい鹿児島在住の会員前田さんに解説していただきました。
特集皆既日食
 日食に対する生き物の反応
水田拓 過去世界中の皆既日食の際には、さまざまな動物たちで異変、異常行動が観察されています。今回の奄美での皆既日食もそのデータをとるための格好の機会となりますね。
特別寄稿
 加計呂麻島におけるオーストンオオアカゲラ発見顛末
谷津真一・靖代 2009年4月18日に初めて加計呂麻島でオーストンオオアカゲラの写真が撮影されました。撮影者である谷津夫妻にそのときの感動と興奮を伝えていただきます。
いま本当に林道工事が必要でしょうか?
鳥飼久裕 世界自然遺産登録をめざそうというこの時期に、奄美の各地で林道工事の話が持ち上がっています。ここではその是非を問います。
長澤ギャラリー 長澤勲 ワイルドアート展2009に出展なさった2点を特別に公開していただきました。
トピックス 事務局、高美喜男 ・定期総会報告
・ルリカケスのヒナを上野動物園に移送


No.78 春季号 目次

内   容 執筆者
活動報告・総会報告 事務局
探鳥会・自然観察会報告 各担当
奄美野鳥の会の活動と安全対策 鳥飼久裕 年度替りの時期に調査中の会員が立て続けに事故にあいました。それについて報告し、注意を促しています。
心画(こころえ)@奄美でのフィールドワーク〜安全とは〜 石田健 事故に遭わないための鉄則は「心画」と呼ぶべきイメージを持つことではないか、長く奄美その他のフィールドで調査されている石田さんから、経験に基づく貴重な提言をいただきました。
アクティブレンジャーとしての4年間を振り返って 永井弓子 2005年6月から奄美野生生物保護センターでアクティブレンジャー第一期生として、アマミノクロウサギの保護増殖事業などに携わられた永井さんに、この4年間を振り返っていただきました。
奄第16回オオトラツグミ囀り調査
人員配置図と調査員の感想
岩坪鉄平、中原悠大、西川直之、米山妙子 3月22日に行われた第16回オオトラツグミさえずり一斉調査は144名のボランティア調査員によって支えられました。今回初めて島外から参加いただいた高校生や大学生、野鳥愛好家の方から感想をいただきました。
フィールド記録 山室一樹 変わった花3題
トピックス 事務局 ・第16回オオトラツグミさえずり一斉調査
・書籍紹介


No.77 冬季号 目次

内   容 執筆者
活動報告・総会報告 事務局
探鳥会・自然観察会報告 各担当
奄美野鳥の会創立20周年
11月1日商店街イベント報告
真田裕美子 創立記念日前に名瀬の商店街で行ったイベントについて、リーダーだった真田さんから報告してもらいました。
奄美野鳥の会創立20周年
奄美野鳥の会創立時の思い出
岩元さよ子 20年前たった6名のメンバーでスタートした奄美野鳥の会。その発足当時の思い出を創設メンバーの岩元さんに語っていただきました。
奄美野鳥の会創立20周年
写真で見る奄美野鳥の会創立の頃
高美喜男 同じく創設メンバーの高さんに、創設時の貴重な写真をご提供いただき、懐かしいイベントのようすを振り返ります。
奄美野鳥の会創立20周年
会報あまみやましぎ1〜50の目次
川口秀美 会報も今号で77号を数えるまでになりました。保存版として事務所に保管してある創刊号から50号までの会報の目次を掲載しました。資料価値の高いものばかりです。
鳥につく虫
―ダニやハジラミ…感染症―
鶴見みや古 11月に奄美大島へ鳥の外部寄生虫調査にこられた山階鳥類研究所の鶴見さんに調査の意義とエピソードをまとめていただきました。
担当編集者は知っている
奄美の野鳥図鑑、いよいよ完成!
中村友洋 2月に発売された「奄美の野鳥図鑑」の担当編集者であり、当会会員でもある中村さんに図鑑制作のご苦労を語っていただきました。
フィールド情報 山室一樹 花弁が薄紅色したシロノセンダングサ
野鳥ギャラリー 長澤勲 今号の表紙を飾った長澤さんの絵、「奄美より」。日本ワイルドアート協会の展覧会に出展された残りの2点をご紹介しています。

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