「顛末」と「意見」 今回買い換えた機種はfujitsuのFMVです。 思えば、約30年前、NECの「PC−6000Mark2」がPCとのつきあい初めでした。 最初は、モニターもなくテレビにRF出力でした、フロッピーなどなくカセットテープでした。 その後、ずっとNECを使い、8000シリーズ、9000シリーズときました。 「PC9801n」という日本初のノート型を手にしたときは感激でした、 なんせ内部メモリーが1MBもあり、フロッピーディスクも1MBもありました...。 (これは当時数十万円もして、駆け出しの新米医師の給料じゃとても手に負えなく、 某製薬会社に新薬の件で「拝借」したのですが、骨董品よろしく未だに僕の机の中にあります。 内緒の話。) 私のPCの知識は、BasickからMS−DOS、ウィンドウズと変わってきましたが、 ちょうど開聞に帰って2、3年目位に変えたWin95が最後になりました。 嫁がメールしたいというので買ったPCがWin95の最終モデルで、Win98への アップグレードができましたが、98の扱いがわからず、またNECの大きな裏切りで、 DOS/V機になっており、彼女のPCのメンテナンスはできませんでした。 今年の初め、嫁がXPに換えました。理由は「SONYのバイオがかわいいから。 メールとインターネットができれば何だっていいから。」 もう、嫁のPCはいじれない世界に突入しました。 そこで、嫁の古いPCを自分の医局に持ってきて、95に戻して使っていました。 診察室のPCはWin98とWinNTを使っていますが、 98は検査センターとのデータやりとり専用で、NTの方は電子カルテ専用で、 どちらもメーカーが定期的にメンテしますから、僕は何もいじることが有りません。 従って、PCの知識は95で止まったままなのです。 2台のPCを一つのディスプレイで切り替えて使う、なんて離れ業も、 富士通の人が持ってきました。 ところが、世間のなんといじわるなことよ、給与計算ソフトの更新版が95に 対応しなくなってしまいました。給与計算は税率や厚生年金の利率などがあって、 更新版を使わざるを得ないのです。98にアップグレードしてみましたが、 もとが95だけにうまく走りません。 そのほかの、診療用のソフトも続々と95対応をやめてきました。 そこで、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、XPの導入となった訳です。 しかし、セットアップができないのでは、という不安から、情報処理会社に ハードの購入とセットアップを丸投げで注文しました。 なんとも屈辱的な仕儀と相成りました...。 若い女性のプログラマーが鹿児島市内から開聞まで3度も通ってくれました。 その間の職員の給与はどうしたかって? しょうがないので、95に戻して利率を手入力して対応しましたよ。 その娘が2回目に来たときウィルスバスターを持ってきてくれたのですが、 それまでの一週間なんか、動きが変だ、とは思っていたのですが、 やっぱりウィルスがゴッチャリ!!! 最近のウィルスはXP以上をターゲットにしているため、Win95を 使っていた僕は、ウィルスとは無縁の生活をしていたのでした。 回線も定額制にしたので、使い放題なんですが、貧乏性か、ウィルスへの恐怖か、 接続しっぱなしにするのがいやで、都度切断しています。 ここからが、大きな不満です。 やっとの思いで最新のインターネット環境にしたのに、 僕の住む開聞町はいまだ、ADSLのサービス区域に入っていないんです。 日本中が快適なインターネット生活を送っているのに、 田舎に住んでる、というだけで、なんでこんな不条理を味わわなければならないんだ!! 小生の精神は平静ではいられない今日このごろでした。 結局、一太郎とロータスで蓄積してきたデータを捨てる訳にもいかず、 ワード・エクセルに変換するのも、この年で新しい事を覚えるのが厭で、 古い95マシンも横に置いて使っています。 なんと4台のPCを使っています。 新しい知識を昔のようにどんどん吸収できれば、たぶんすべて1台でできるのが、 現代なのでしょうが、その波に乗れない僕は古いマシンをそれぞれ専用機として、 用途別に使っています。 PCの世界の発展に限らず、「発達する」事は、すべて「善」なのでしょうか? 最近の子供たちを見ていると、発育は我々の世代より数段早いのですが、 はたしてそれがいいことなのか? 2輪の自転車は走るのを止めると倒れますが、三輪車はそのまま倒れずにいます。 我々は、遅くても安定した三輪車を目指すべきなのでは、と考えます。 みなさん、どう思われますか????