ヨーロッパ 1998年8月6日~14日行きは、関西国際空港発、モスクワ・ローマ経由でドイツのフランクフルト空港に到着(20時間ぐらいのフライト)。ドイツを皮切りに、スイス、パリに行ってきました。ドイツからスイスまでは、バスでの移動で、朝日とともに出発し、夕暮れとともにホテルへ到着。と、少々強行軍でした。何せ向こうはサマータイムの真っ只中。と~っても1日が長かったです。とても人のよかったバスの運転手さんともここで別れて、スイスからパリへは、ヨーロッパご自慢の、TGVでの移動。日本の新幹線とは違い、速度表示も何もないので、どのくらいの速さかはっきりしませんでしたが、恐らく270~280km/hぐらいはあったと思います。パリでは、現地のガイドさんも付いての観光。そのガイドさんがとっても気さくな方でした。帰りは、フランスのシャルル・ド・ゴール空港から、ローマ経由で関西国際空港に着きました(18時間ぐらいのフライト)。 [出発編] まずは関西国際空港からB747-400に搭乗して出発!!! 高度1万メートルからの風景をどうぞ! 関西国際空港です。 高度1万メートルからの風景です。 [このページの先頭へ] [ドイツ編] ドイツでは、ライン川クルーズ、ロマンチック街道を中心に、ハイデルベルクやローテンブルク、ビース教会、ノイシュバンシュタイン城を巡りました。日本語で「ロマンチック街道」と書かれた看板も発見しました。 ライン川クルーズでは、あまりの人の多さに(日本人)、船内の喫茶店(?)からのクルーズになりました。すると、なんと、ワインの試飲ができたのです。それも、6種類ぐらい。その中でも、おいしかったのは、『アイスワイン』と呼ばれるものでした。これは、絶対、絶対お勧めです。濃厚で、香りもすばらしく、のど越しもよく、絶対、絶対お勧めです。ついでに、我が家にも1本あります。「なぜ1本なの?』と思ったあなたは鋭い。高いんです。でも、買って帰っても損はしないと思います。そういえば、川沿いにブドウ畑が広がっていました。 ローレライは、「これがあの有名な~」と思わずにはいられないぐらい切り立った崖(岩?)でした。途中にも、いろいろなお城がありました。 バスで移動中! ライン川クルーズが終わり,今度は陸地を回っていきます。 このお城では迷子になってちょっと冷や汗・・・ なにか有名な話の猫とネズミみたいです。橋のたもとにありました。 移動途中の綺麗な教会です。 ミュンヘンでの夕食で、ビアホールにも行きましたが、そこのジョッキのでかいこと。1L入る大きさです。重くて女性では、片手で持ち上げられないぐらいでした。もっとびっくりしたのは、そのジョッキを1人で片手に5本ずつ(もちろん男性)計10本持ってくるのです。女性の従業人でも6から8本は1度に持ってきました。 きちんと1Lのところに線があります!!もちろんこの人は両手で持っています。 そこであった、バンド演奏にあわせて、ほかのツアー客(日本人じゃない)も踊っていて、とても楽しかったです。 翌日,ミュンヘンからは、「ロココの宝石」と呼ばれる、ビース教会を見学、あまりの美しさに圧倒でした。中の写真?ごめんなさい。写真撮影禁止に撮影を遠慮してしまいました。中には”ビデオ”で撮影していた強者がいましたが・・・(別日本人ツアー客です) その後、ノイシュバンシュタイン城をまずは外から眺めました(写真参照)。よく見る写真のアングル(下写真参照)では,山の頂上にあるように見えますが,実際は山の頂の中の丘の上!といった感じでした。 ノイシュバンシュタイン城を前に・・・ ヨーロッパに行って初めて撮影できたフェラーリです。本場ヨーロッパ,フェラーリにもっと会えるかと思っていたのですが,高嶺の花は変わらないようで,この旅行唯一撮影できた車です。 なかも、とても華麗で優美でした。城の中から見える滝は美しいでした(って写真無いんです・・・)。その滝からノイシュバンシュタイン城を見るとお馴染みのアングル(下写真参照)の写真になります。 お城の頂上から見た景色はまさに絶景!(下写真参照)最高のロケーションでした。 ノイシュバンシュタイン城を後にしてスイスへ向かいます。 途中,綺麗な山や湖がいっぱいありました。 スイス初日滞在予定のホテルに向かうのに,とんでもない曲がりくねったワインディングを駆け抜けていく途中で見れた光景です。 ホテルにつくころには,車酔いでへべれけになっていました。(バスの運転手さんのせいでなく,間違いなく道路状況です!) [このページの先頭へ] [スイス編] とてもかわいらしいホテルに泊まって登山列車に乗り、ユングフラウヨッホへと向かいました。いい天気で添乗員さんがこんなにいい天気は珍しいといっていました。頂上につくととても寒く震えがくるほどでしたが、目の前にある雪山はとても美しく、迫力がありました。ああ、来てよかったと心から思いました。(実は、この行程ではスイスにはあまり行きたくなかったのです。)山を見たってつまらないと思っていたのですが、自然の美しさの前では、ただただ感動の一言に尽きます。ただし、真夏であってもウインドブレーカーは、最低持っていったほうがいいと思います。(4,000m級の山をなめてはいけません。間違っても薄手の長袖一枚で済ませようとしてはいけません。荷物をケチってはいけません。なお,kuvockyの体験談ではないのであしからず・・・ 多分,おそらく,絶対,きっと・・・ )そして,絶対に走ってはいけません。酸欠で倒れてしまいます。 麓の家たちです。 登山列車から頂上を見ると・・・ 振り返って麓を見ると・・・ だんだん頂上に近づくと・・・ 氷河が・・・ 真夏だよ~ ユングフラウヨッホの頂上です。真夏ですが洞窟に氷の彫刻が多数・・・ やった~!登頂だ!! ユングフラウヨッホから戻ってきて,今さっきまでいた頂上を休憩しながら パチリ! いよいよユングフラウヨッホを後にしてジュネーブに向かいます。いったん登山列車で麓に下りてバスで移動です。 ジュネーブです。密かにROREXの看板が写っています。 ジュネーブのレマン湖にあった噴水は迫力でした。風が強かったということで少し低かった(といっても80mぐらい上がっていた)そうです。高いときは100mぐらい上がるそうです。ただ、昔に比べて治安が悪いそうなので、夜中の一人歩きは避けたほうがよさそうです。(ドイツのバスの運転手さんは、「絶対に出ないように!!」と3度ぐらい念を押していました。) ジュネーブに泊まり(といってもホテルから忠告どおり一歩も外へは出ませんでした)。 一夜明け,TGV(ヨーロッパの新幹線といったところ)に乗って一路パリへ。新幹線のように時速表示が無いのですが270~280kmぐらいは出ていたでしょうか。パリまでの快適な旅でした。 ドイツに入ってからお世話になったバスと運転手さんはここでお別れと相成りました。安全運転 & 観光予定で無い場所でも停まって写真などを撮らせてもらえたりと本当にお世話になりました。 [このページの先頭へ] [パリ編] パリでは、エッフェル塔、凱旋門、コンコルド広場、ノートルダム寺院、ルーブル美術館等などを一通りまわってきました。ベルサイユ宮殿も行ったのですが、ちーちゃんなどは思わず、「ベルサイユのバラ」を思い出していました。夜にセーヌ川クルーズがあり、昼間とは違う、ライトアップされた夜のパリも見ることができました。また、一段とパリの町が美しく見えたことはいうまでもありません。 いわずと知れた凱旋門とエッフェル塔です。ちなみにエッフェル塔にある電光板,「西暦2000年まで,後508日」と表示されています。 ベルサイユ宮殿。ベルサイユ宮殿は、これもとても大きく、だだっ広い場所で、人々々々々々。ガイドさんの話だと、この時期は、1日に10万人に近い人が来るんだそうです。でも、やっぱり圧倒されたのは、3kmに及ぶ庭園と、『鏡の間』でした。 そしてその装飾品。なんとピカピカ光っているものばかり・・・ とてもkuvockyのような一般庶民が落ち着けるようなところではありません。やはり国王ぐらいしか住めないものなのかもしれません。 庭園です。先が霞んでいます~ 鏡の間です。きらびやか過ぎてクラクラ・・・ 装飾・美術品の数々・・・ ようやく外へ。でも,見れたのはほんの一部でした・・・ 夜はセーヌ川クルーズ。暮れ行くパリの町をセーヌ川からロマンチックに楽しみました。いろいろな橋や建物が見えます。 だんだんパリの空を赤く染めていきます。 夜のエッフェル塔で~す。エッフェル塔にある電光板,「西暦2000年まで,後508日」までがはっきりと輝いています。 ルーブル美術館は、うわさにたがわず大きな美術館で、有名な『ミロのビーナス』に始まり、『モナリザ』『民衆を率いる自由の女神』『ナポレオンの戴冠式(ベルサイユ宮殿にもあったが、微妙に違う個所がある。もちろん両方とも本物、念のために・・・)』『サルダナパールの死』『グランド=ダリスク』『落ち穂拾い』『勝利の女神』などなど、あまりに有名な作品が手に触れられるところにあります(もちろん触ってはいけません。触れた瞬間に・・・)。あまりの大きさに全体のほんの一部だけしか見られませんでした。 装飾品ももっとあったのですが・・・ ノートルダム寺院。なんと楽しみにしていた寺院の真正面は・・・ 工事中! なんという奇遇か。補修工事中に見事にビンゴ!!! もちろん並んでいる観光客みんなビンゴ!!という訳で下半分が隠れています・・・ 中はとっても暗くて厳かな気分になれるところ。ステンドグラスの窓がとってもきれい! 正面の反対(つまり裏)から外に出ると綺麗な寺院がくっきり!! 中の様子。 裏からのノートルダム寺院。 2日目の自由行動(半日)のときには、パリの市内を歩き回りました。バス巡りで見たコンコルド広場や、ウィンドウショッピング、途中の出店でアイスクリーム(ラムレーズンを食べたかったのになくて残念)を食べたりと、短時間でしたがパリの空気を満喫してきました。ホテルに帰るには、地下鉄を利用しました。電車が動き出したとたんにギターを持った2人組のおじさんが、歌いだしびっくりしました。 いよいよ、パリを離れるときがきました。長かったようで”あっと”いうまに過ぎていった毎日。とても、ヨーロッパとは思えないぐらい(暑い)、いい天気に恵まれて、楽しい日々を過ごせました。 パリはシャルル・ド・ゴールを出発するためにバスで空港に向かっているとバスが突然停車!バスの運転手さんが叫んでいます。「コンコルドが離陸している!!!」。なんと運転手さん曰く「他の飛行機と音が違う!」。かろうじて見つけたkuvockyでしたがちーちゃんは判らなかったようでした。ちなみに音はというと,窓が開かないバスだったので運転手さんがドアを開けてくださったのですが,よく判りませんでした・・・ そして、ローマに向けて出発。ローマ(レオナルド・ダ・ビンチ空港)で数時間過ごした(売店などでショッピングをしていましたが長かった・・・)後,本当にヨーロッパを離れて、日本への帰途に就いたのでした。 [このページの先頭へ] Copyright © 1999- Kuvocky's Homepage. All rights reserved. |