木星2005-3                                               


カシオのデジカメEX-Z750での撮影。このカメラのムービーモードは
拡大率が上がらないので、惑星向きではないようだ。惑星はLPIカメ
ラに任せて、月、太陽の全景と重星がいいようだ。


やっと梅雨が明けて、1ヵ月半ぶりの木星。暗くなるころは西にだい
ぶ傾いて、そろそろ今期の木星も終わりである。
今回はLPIカメラの標準添付のAutoStar SuiteのかわりにWebCam
Recorder(試用版)のソフトを使いAVIで取り込んでみた。使いやす
く結果も満足いくものだった。
眼視でも大赤斑が確認できて気流はわりと安定していたが、撮影す
るころは西に傾いて木星が少々揺れていた。

注文していた笠井の3倍バローレンズが届いたので、早速木星を
撮影してみた。雲の合間の撮影で、ご覧のとおり10cmなりの画像
だが、わりと良く写った。GainとOffsetをオートで撮影したら露出オー
バーで白く飛んでしまった。手動で少々調整が必要だ。
見た目のイメージは下の画像がぴったりだが、出来上がりの画像を
眺めるのはこれくらいは必要である。3倍バローを買って正解だった。

この後、重星を撮影するつもりであったが、瞬く間に空が雲で覆われ
てしまった。


撮影方法は下と同じ。
少し雲がかかっていたが、梅雨の中休み。次回はいつ晴れるか分か
らないので撮影決行。


2インチバローに31.7バローをかせね合わせると、木星がプヨプヨに
なって良くなかったので、2インチバローに天頂ミラーを挿して撮影
したが、やはり小さい。3倍バローが欲しいところである。
写りに関しては画像処理がきつめだが、もう少し研究すれば使え
そうである。
衛星のイオ、エウロパ、カリストが写っている。