KUME CLINIC 産科・婦人科 久米クリニック
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赤ちゃん写真館 おたんじょうびおめでとう!



赤ちゃんにやさしい病院(Baby Friendly Hospital : BFH)に鹿児島で初めて認定されました

これからも「ひとりでも多くの母と子が母乳で育てられる幸せを」を念頭に“お母さんと赤ちゃんにやさしいクリニック”でありつづけたいと思います。




晴子(はるこ)ちゃん

彩芭(いろは)ちゃん
 

望花(のどか)ちゃん

快斗(かいと)くん

来穂(きほ)ちゃん
 

(あん)ちゃん

琴葉(ことは)ちゃん

かんな ちゃん
 

陽菜乃(ひなの)ちゃん

優和(ゆうと)くん

颯太(そうた)くん
 

陽葵(ひまり)ちゃん
  


赤ちゃんの写真は、ご両親の了解を得てから掲載させていただいています。
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お問合せは
久米クリニック
TEL 0996-32-7663
E-mail kouta@po.synapse.ne.jp


橋本武夫先生(聖マリア病院母子総合医療センター長)の
子育て講演会から

 
1歳までは「お腹の赤ちゃん」と同じような環境を

猿の赤ちゃんをはじめ他の哺乳動物の赤ちゃんは、生後短い期間で、自立して歩くことが可能ですが、人間の赤ちゃんは、1歳までは自分で歩くことも出来ません。歩けるようになるまでの1年間は準胎児といえるのです。
ですから、生まれてから1歳までの育児はお腹の中にいるときと同じような状態で、赤ちゃんの世話をすることが大切なのです。

1. しっかり抱いて
2. 語りかけて
3. おっぱいを飲ませる

これが乳児期の大切な育児の三原則ですね。
この1年間は、この「抱いて、語りかけて、おっぱいを飲ませる」という当たり前の育児の中でしっかりとした“母と子のきずな”を作っていく時期なのです。お互いの基本的信頼感が形成されていくのですね。
まさにこの1年間の母と子の信頼関係がすべての愛の出発点となり、また、赤ちゃんが大きくなって何かあったときいつでもそこに飛びこんで帰ってこられる、そんな後の一生における心の故郷ともなるのです。

母乳育児は子育ての原点です

子育ては乳児期だけで決まるわけではありません。その後もお母さん・お父さんとの関わり、周りからの働きかけなど、たくさんの要素が関与して子供が育っていくのは疑いないことです。
しかし、哺乳動物たちの「心と体」の発達の原点は「授乳」から始まることを見つめ直すことが重要です。人間もその仲間である以上、「おっぱいを飲ませる」ことがとても大事なことなのです。
最近多くの経験から、社会・心理学的にも認められつつあります。
母乳育児は、人間を育てるためのやさしさの原点であることが最近わかってきました。育児の原点です。「おっぱいを飲ませる」という行為は、母乳育児という栄養だけではなく、もっと大きな意味を持つことを知ってください。


11月12日の橋本武夫先生の講演を聞いたお父さんから感想文をいただきました。とっても、素晴らしい為になる感想です。

橋本先生の講演をお聞きして

育児3年目の父親より

 去る11月12日、市民文化センターに於いて行われました橋本先生の講演を聞きに行って参りました。先生は、育児のプロフェッショナルと言われる方で、ユーモアに溢れ、私を始めとする育児中の方はもちろんの事、これから出産・育児の始まる皆様にとっても、近い将来必ず役に立つお話をなさいましたので、都合の付かなかった方の為に、私が感想を述べてみたいと思います。是非参考になさって下さい。
 まず、神生児(新生児の事を先生はこうおっしゃいます)にとって大事な事。抱いて、優しく語りかけ、そしておっぱい。こうおっしゃいます。抱き上げて下さい、語りかけて下さい、おっぱいを吸わせてあげて下さいと。先生が子供を見ると、すぐわかるそうです。その子の抱き方が足りていたかどうかが。その様に言われますと、いざ自分に置き換えてみると少し反省してしまいます。自分達夫婦としては、抱いてやった(?)つもりでは有りますが、まだ足りなかったのではないのか?もう少しまわりを気にせず抱いてやれなかったか?など反省する事しきりです。是非皆さん、生まれてきた子は神が産ませてくれた子です。ご両親に何言われても、とにかく抱いてあげて下さい。抱き癖とか気にしてはダメですよ。抱いてあげる時期なんて、ほんのわずかな時間に過ぎないのですから。そして優しく語りかけ、おっぱいをあげる事。これだけだそうです。じゃあ、おっぱい出にくかったりしたらどうなのよ?とおっしゃる方いらっしゃるかもしれません。先生の担当されたおかあさんに、こんな方いらっしゃったそうです。ミルク飲ませながら、しっかりお乳に手を触らせていたそうです。これもしっかりした育児だと申されました。育児の主役はおかあさん、父親はおかあさんのフォローしか出来ないのだからとも申されました。確かにその通りでありまして、私達男がおっぱいあげる事が出来る訳有りませんし、(先生によると全くではないらしいですが)休みの日は別として、おむつ交換なんて事もあまり出来ないのですから。また、主役がおじいちゃん・おばあちゃんというのもおかしな話ですよね。確かに先人の教え、考え方には役に立つ事も有るのでしょうけど、育児に関して言えば、間違った事も多々有るようでして。何したらいけないとか、良く耳になさると思いますが、ほとんど今は無いそうです。詳しくは、後ほど。
 今まで乳幼児期の大切さというものが、あまりにも理解されていなかったようで、神戸の児童殺害事件よりクローズアップされる様になったそうです。先生がおっしゃるには、大体この様な事件を起こす人は、乳幼児期に何か問題の有った人に多いという事でした。又、逆に考えると、乳幼児期の子育ての大切さ、これをお伝えしたいと思ってらっしゃるのだな?と感じました。抱いてあげる、話し掛ける、おっぱい。これが出来ていると、幼児虐待等も考えられない、ともおっしゃいます。育児で悩んだら、子供を抱いてあげる。それで解決出来ると。今からの皆さんには想像しにくい事かもしれませんが、確かにそうだと思います。悪いと思っても、育児の上でどうしてもイライラしたり、欲求不満たまった時の矛先は、子供に向かってしまいます。私達夫婦もそうです。反省しなくてはなりません。
 次に、今まで良く解からなかった為に、橋本先生曰く、余計な事ばかり生まれてきた子に行ってきたとおっしゃいました。例えば産湯(沐浴)とか、鼻や口にチューブを入れて水を吐き出させたりとか。一番大切な事は、へその緒がついたままで良いから、おっぱいを吸わす事だと申されました。いかにおっぱいが大事なのか、という事に今更ながら、気付いた今日この頃です。男の私が、おっぱい、おっぱいと言いますと、少し変人みたいに思われるかもしれませんが、しかしおっぱいとは生まれてきた子にとって、唯一の栄養源なのですから。
 最後に、先程のしてはいけない事について、触れます。今まで、離乳食の前に準備食として果汁、白湯等与える事が有ったのですが、今は全く必要ないそうです。おっぱいは、1歳になっても、2歳になっても与えて良いとの事です。栄養云々おっしゃる方もいらっしゃるようですが、全くのデタラメだそうです。ですから、おっぱい与えてまだ何か欲しがる時は、又咥えさせて良いとの事です。なぜなら、おかあさんのおっぱいというのは不思議なもので、飲ます子供の時期に合った栄養素を含んでいるそうです。又、断乳(乳離れさせる事)なんて事、親の都合でなく、子供に判断させなさいと申されました。確かに、幾つだからとか、だれだれさんちの子は幾つでとか、比較・判断する必要が有るでしょうか?子供にまかせて良いのでは?と私も思います。橋本先生、確かに私も男ですから、おっぱい大好きですものね。(変な話になってごめんなさい)話変わりますが、ある幼稚園で保育士の方が、高い高いをされていた所、揺さぶられ症候群になるのでやめて欲しい、と親御さんからクレームがついたそうです。確かに全く可能性ゼロという訳ではないが、それ位でなる筈無いと申されました。確かに私自身もされて喜んでいたような記憶が有りますし、特に男の子は喜びますものね。私も長男にしましたし、喜ぶようでしたら下の女の子にももう少ししたら、してやろうとは思っております。この様に今と昔、だいぶ考え方が変わってきているのが現状らしいのです。ですので、いけないいけないの育児より、冒険心を持たせた育児を行ってくださいという事が、そして抱いて、語りかけて、おっぱいをあげて下さいという事が橋本先生のお話の結論だと確信致しました。
 橋本先生のお話を、解かり易く私なりの解釈を交えて書いたつもりです。解からない事は、一番の信者である久米先生にお聞きになって下さい。そして、もうすぐママになる皆さん、参考になったでしょうか?次の機会、是非時間がとれるようでしたら、御主人と、そしておじいちゃん、おばあちゃんと聞きに行かれて下さい。おもしろく、楽しい時間が過ごせると思いますよ。最後に、橋本先生、これからもお体をお大事になさって、我々信者の前で面白いお話をお願い出来ましたらと思います。それでは又お会いできる日まで。

平成16年11月13日
串木野で二番目の信者になりたい三歳児と一歳児の父親より


新米パパから新米パパへのメッセージを戴きました。是非参考にしてください。

新米パパへ

匿名希望さん

 新米パパになろうとしている皆さん、今日は。私も新米パパ1年生です。皆さんより少しだけ早くパパになりました。奥さんのお腹の赤ちゃんは元気ですか?奥さんと仲良くしてますか?出産準備用品は揃いましたか?名前は決めましたか?毎日が楽しいですか?
 妊婦の奥さんを抱えた皆さんに、今お伝えしたい事、考えてほしい事、同じ男同士じっくり話ししましょう。まず、現在の奥さんの事。ほとんどの方が、奥様も初めての出産でしょう。奥さんが今一番気にしている事。それは、多分体重です。病院でキツク先生に言われるのは、妊娠中毒症に気を付けると言う事だろうと思います。この病気は、とても厄介なもので、母子共に非常に危険な状態になってしまうと言う事なのです。原因は食生活。糖分や塩分の摂りすぎ。それから甘い物の摂りすぎ。中毒症になってしまうと、まず絶対安静、悪くすると入院といったケースが考えられるそうです。そうなってしまうと、困るのはあなたです。ご主人あなたなのですよ。一人で炊事洗濯出来ますか?さらに悪い事に、この中毒症は自覚症状も無いのだそうです。普段は外に出て奥さんが何食べてるかわからないですよね。せめて妊娠中期から後期に入ったら、食べ物気を付けろよの一言を掛けてあげて下さいね。もう一つご主人にお願いです。味付けについてです。確かに一緒になるまでお互いの家庭の味があったはずで、今おそらく奥様の家庭の味になっている方がほとんどだと思います。どうですか?薄味ですか?それとも濃い目の味ですか?ここは一つ生まれるまでの我慢ということで、薄めの味付けにしてみませんか?あなたのからだにも良いと思いますよ。一言いえば、奥さん薄めの味付けに喜んでしてくれますよ。
 次にアルコール、タバコについてです。赤ちゃんには良くないタバコの煙。頭では解っていてもやめられない止らないのあなた。実は何を隠そう、この私もその一人。笑っちゃいますね。ヘビースモーカーとは私の事。1日40本位ですかね。ですが、最低限のルールは守りましたし、今も守ってますよ。妻子供の居る部屋では絶対吸わない。これは守りましょうよ愛煙家として。アルコールも晩酌程度で我慢しましょうよ。中には奥さんもアルコール大好きと言う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、中毒症を恐れて奥様も控えめにされてるはずなのです。生まれるまでの辛抱でいいじゃないですか。確かに男としての付き合いもたまには有るでしょうが、家に居る時位それで我慢しましょうよ。
 頭の痛い話ばかりなので、少しばかり脱線しましょうか。この正月に仲間との話題になった事。九州男児と薩摩隼人についてです。中には若いお父さんだったり、九州以外の出身だったりして言葉自体をご存知ない方もいらっしゃるかも知れません。友人の奥様は、東京生まれの東京育ち。なぜか亭主関白イコール九州男児、あるいは薩摩隼人と間違いされてるみたいでした。ここまでは笑える話。しかしながら、鹿児島で生まれ、大学進学を機に上京した友人までもその様に思っている様に感じたのです。あくまで、自分が思う事なのですが、やさしさと強さを持ち合わせてこその薩摩隼人であり、九州男児だと思うのです。何を言いたいか?今皆さんは妊婦を抱えており、ごく近い将来パパになるのです。奥さんが大変な時自分で出来る事、自分が出来る事、自分で無いと出来ない事は積極的に手伝ってあげたらどうなのだろうか?と言う事なのです。本題に入りますよ。例えば遅くなっても、ご飯を準備して待ってくれてる奥様に温かい言葉の一言でも掛けた事有りますか?この一言で奥さんの態度も変わってきますし、感謝してくれると思うのです。或いは腹帯をする頃になると、お腹も少しずつ目立ってきてお風呂掃除など少しずつ窮屈になってきます。仕事で疲れて帰ってきても、これ位は手伝いして良いと思うのですけど。又、朝仕事に行く前に、ゴミだししてあげるとか。出来る事は協力しましょうよ。奥さん一人では子供出来なかった筈ですよ。半分だけ責任持ちましょうよ。
 いよいよ臨月を迎えようとしている奥さんをお持ちのお父さんへ。色々な考え方が有ると思うのですが、どうしますか?奥さんが入院・出産・産後のケアの間。実家にお世話になりますか?奥さんの実家にお世話になりますか?それとも、自分の事は自分でやりますか?いずれにせよ、そろそろ大事な事は打ち合わせをしっかり行って下さいね。貴重品の置いてある場所、ゴミの日、赤ちゃんが生まれたときの奥さんの方の連絡してほしい人。また、連絡が取れない場合の代理の人の連絡先など。なぜかと言うといざとなってからでは男って何も出来ないのですから。目に見える所に一覧表を作っておくと便利です。
 予定日前後1週間位は毎日が予定日です。いつ、何が起こるか解りません。そこで、最後のお願いです。選挙みたいですが。無駄になっても仕方ないですのですが、予定日近くになったら是非高カロリーで吸収の良い食べ物を準備してあげて下さい。バナナ・ヨーグルトなどお勧めです。女は解るらしく当日は、そういった食べ物を欲しがります。しかも、陣痛が弱いうちからです。人によっても違うと思うのですが、今のうちに食べれるだけ食べとこうと言った考えが、無意識のうちに有る様です。何せ長丁場の戦場に向かうのですから。男はただ、がんばれと応援する事しか出来ないのですよ。
 男として、そして父親として。この考えがすべて正しいとはおもいません。十人いれば十道りの考え方有って良いはず。しかしながら、基本的に皆さんに解って頂きたい事は、妊婦は非常に不安を抱えており、男としてしてあげれる事は、コミュニケーションをとり少しでも不安を取り除いてあげる事だけなのです。新米パパの皆さん、多くの先輩方がやってこられたのです。自分に出来ない筈が無いと思って、がんばってください。ほんの少し先輩の私もひそかに応援しています。


立会い分娩をしたお父様からの感想文を戴きました。是非参考にしてください。

もうすぐ家族の増える皆様へ

匿名希望さん

 私が父親になり、早いもので120日を過ぎました。妻の妊娠・出産を通して感じたこと、考えたことを男である私の目で書いてみようと思いますので、気楽な気持ちで読んで頂けたら幸いです。ほとんどは、母親学級でお話される事と同じ事ですので。
 まず、体重管理と妊娠中の食事についてですが、母親学級でも妊娠中毒症について先生からもお話があると思います。甘いものや辛いもの(糖分や塩分)のとりすぎによる体重の増加は、妊娠中毒症を引き起こしやすくなります。妊娠中毒症とは、早い話が拒絶反応であり、母子ともに危険な状態に陥ることになります。特に、中期から後期にかけては、中毒症を起こしやすいので、できるだけおかしや、甘いもののとり過ぎには気をつけたほうが良いでしょう。余計な心配をするより、普段の食事を一工夫されたらどうでしょう。しっかり三食とり、間食を控える。我慢する。食事の味付けの一工夫。例えば、何でも良いのですがトンカツを例にとりましょう。普通塩こしょうで下味をつけ、衣を着けて揚げますよね。これを、下味をつけずレモンだけで食べてみる。ソースなど一切使わずに。これであれば、妊婦のあなたでもトンカツ食べて良いのでは?何を食べるなと言う事ではなく、バランス良く上手に食べる事が大事なのです。中には、ご主人が味の濃い物が好きな方もいらっしゃるかとおもいますが、妊娠中だけ我慢してもらいましょう。私と、赤ちゃん危険な目に合わす気なの?この一言でOKのはずです。ちなみにこのようなことを書いたら、妻が怒ると思いますが、妻は妊娠前53キロ、最高に太って約63キロまでいきました。今現在は、普通に食べていますが、50キロになっているようです。ついでにひとこと付け加えますが、妻はどちらかといえば、料理は苦手な方です。
 次に、動けるときは少しでも動きましょう。無理をする必要は有りません。買い物に歩いていく。あるいは、食後時間を少し置いてからご主人と近くをゆっくりしたペースで歩く。母親学級で習った体操をする。この様なことを少しずつやってみたらどうでしょう。ただし、定期検診の際先生や婦長さんからストップがかかったら、素直に指示に従って下さいね。母体が大事なのですから。赤ちゃんが大事なのですから。妻の場合、動くのもどちらかと言うと、苦手です。ですが何とかハッパをかけて、動くようにはなりました。
 私たち夫婦は、立会い分娩を選びました。先生に相談すれば、立会いもさせてもらえます。しかし、一言ご提案。なぜ、立会いするのか?この事の必要性については夫婦でじっくり時間をかけて話し合う事をお勧めします。ただ立ち会いたいからとかだったら、逆に立ち会わないほうが良いと思いますし。私たちは第一子という事もあり、これから家族が増えることの責任感を半分ずつ感じるために、そして喜びを分かち合うために立ち会いました。確かに感動しますし、お勧めしたいのですが、本当にじっくり検討して下さいね。
 赤ちゃんは本当にかわいいです。もうすぐ家族の増える皆様、もうひとつ思い出して頂けたら嬉しい人が。雅子様と敬宮愛子様。一概には言えないと思いますが、雅子様安産だったそうです。妻も比較的に第一子にしては安産と言えるでしょう。雅子様と妻の共通点は何だったか?あまり極端に太りすぎなかったことではないだろうか?と私は思うのです。皆さん雅子様の妊娠中と出産前テレビでご覧いただけたでしょう。思い出して頂きたい。そんなに極端には体に変化なかったと思いませんか?妻も体重の変化にしては、体の変化は少なかった様に思います。赤ちゃんは、2500グラムあれば充分です。不幸にして少しくらい少なくても、今の医学をもってすれば何とかなると思います。幸いにして、家の長男は2782グラムで41週1日でこの世に出てまいりました。今の子供にしては、少し小さめな気がします。しかし、これこそ安産の秘訣ではないかと勝手に思っているのです。小さく生んで大きく育てる、それでいいじゃないですか。赤ちゃんを大きくし過ぎない事。お勧めです。現在6500グラムと標準です。絶対大きくなるのですから。
 最後に生まれてきた赤ちゃんの病気について、少しだけ触れておきます。まず、肝心な事はよく便の色を注意してあげて下さい。私の姪っ子は、生まれた次の日は大学病院の手術台の上にいました。便が全くでなかったのが原因だったのです。おかしいと言う事で、調べてみると、腸捻転という病気でした。まず便がでるか。色はどうか?黄色もしくは緑色であれば心配いりません。ところが、白色もしくは赤色(血便)だとまず腸かどこかに異常があると思って良いと思います。慌てず、先生に相談なさって下さい。便の色が白くて、死ぬかもしれないと覚悟した姪っ子ですが、今は元気に普通の子と同じように学校に通っています。
 さあ、もうすぐ新しく子供を授かる皆さん、是非楽しく、明るいマタニティーライフをエンジョイしてください。親が明るくしていると、おなかの赤ちゃんもわかるのですよ。けんかしてもわかるのです。リラックスして来るべき日を迎えられますように御祈り致しております。

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