−食事について−

 食事は特別な料理でなく,普段のままの料理でかまいません。

 刺身,わさび,お頭付きなどの日本料理は,最初に量を少なめにしてあげましょう。
 ゲストに食べるよう無理強いすることは控えましょう。育った環境や文化によって食事の好みがあるでしょうし,宗教などで食事について制限や戒律を持つゲストがあることを知っておいてください。

 ベジタリアン(菜食主義者)やダイエット食を摂る人も増えています。何を作っていいか戸惑われるかも知れませんが,私たちの食べ物には,ベジタリアン向きの料理はたくさんあります。野菜サラダだけではなく精進揚げや揚げ豆腐もサラダ油などを使えば菜食主義者のための立派な料理です。卵やチーズは食べられる人もいますので,まず聞いてみましょう。

 食事とともにその場の雰囲気も大切です。家族みんなで,おしゃべりを交えて,ゆっくりと楽しんで下さい。

 食事の時間や席など決まっている家庭では説明してあげてください。食事中の喫煙はお互いに断ってからにしましょう。



 今回はイスラム教徒の方々ということで,対面式ぎりぎりまで不安が大きく果たして受入れがうまくできるだろうかと心配でしたが,対面式で会ったとたん彼の笑顔にこちらの緊張も解け,不安もなくなりました。夜は,同じホストファミリーの方とウェルカムパーティーをしました。マレイシアから持ってきたスナックを自分自身で揚げてくれて,私たちに食べさせてくれました。マレイシアの生活のことなどたくさんの話を教えてくれました。(中略)
 夜は,夏祭りがありました。出店の中で,食べるものがおにぎりとポテトぐらいしかなく少し困りました。しかし,彼は大丈夫だよ!!と私たちを気遣ってくれて彼の優しさを感じました。

                          (姶良町にお住まいのSさん)