委員長挨拶

 

青少年育成委員会 委員長 福留俊明
 これまで、鹿屋青年会議所では、おおすみの未来を担う子どもたちのために時代に合った多くの青少年事業を行ってきました。私も入会以来、青少年事業に参加し、その必要性を感じています。現代において、子どもたちに何が必要なのか、何が不足しているのか考えていく中で、昔なら当たり前だった自然の中での体験や遊び、尚且つ人とのふれあいも減ってきていると感じます。人は、生きていく中で人同士、自然など多くのものに支えられて成り立っています。人や自然と多く関わることで、いろんな感性を磨きながら成長していきます。 当委員会では、子どもたちが心身ともに健やかに成長するような野外体験活動の事業を行います。事業の中で団体行動を通して参加した子どもたちが、相手を思いやる豊かな心を育み、いろんな場面に遭遇した時に判断・決断が出来るような人材育成に繋がるように考え取り組みます。また、本年度もおおすみ地域の学生や一般ボランティアを募ります。青少年育成事業は、子どもの純粋さ、若者の活力、大人の経験などお互いに生かし学びあえる異世代交流の場でもあります。そのお互いの感性を生かしながら子どもたちを育み、ボランティア・JCメンバーも成長できる場を創ります。また、参加した子どもたち、若者たちに忘れられない感動を与え、感動体験を通じて、子どもたちと若者が未来に描いた夢を実現可能とする感性を育みます。 この事業を通して、学校や地域に帰っても思いやりのある主体性や創造性を持ったリーダーとして活躍し、夢に向かいあきらめずに進む若者へと成長することを願います。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
おおすみのチカラ向上委員会 委員長 福満成一郎
 生まれ育ったふるさとがいつも元気であってほしい!大隅半島で生まれ育った私たちは本年度理事長所信にうたわれる『郷土愛』を少なからず併せ持っているはずです。そして冒頭の叫びにも共感して頂けるはずです。 おおすみのチカラ向上委員会では「ふるさとをもっと好きになる」を合言葉に、大隅半島が持つ『力(Power)』を活かした地域参加・地域交流事業を行います。参加された方々が楽しめる事業を構築し、遠くまでふるさとの元気が届くように、全国へおおすみの『地から(From)』情報発信してまいります。 自分のまちを好きになることで、周りの環境や美観にも関心が深まっていくでしょう。他の地域の人たちに自信を持ってふるさとの紹介をできるでしょう。遠くに住む人にはふるさとを想っていてほしい。友達でも恋人でも何人でも一緒に帰って来てほしい。何時でもこの地に遊びに来てほしい。ふるさと納税も考えてみてほしい。 きっと『郷土愛』とはこんな風にふるさとを想う気持ちなのでしょう。  当委員会では、おおすみの特色を生かした地域活性化の実践を行い、今このふるさとに住んでいる人、遠く離れて暮らしている人、同じふるさとを持つ私たち全てがもっと、もっと『おおすみ』を見つめて、『おおすみ』を愛して、『おおすみ』を元気にしたいと切に想うようになれば、それがふるさとの活気や誇りに成り得るのだろうと考えます。 『郷土愛』をより一層深めることによって、市民一人ひとりがまちづくりに関心を持ち、自立した「おおすみ」の創造に繋がるよう地域の活力向上を図って参ります。 
まちづくり構想委員会 委員長 西平秀作 
 現在日本は、少子高齢化、青少年育成、財政、地域経済格差、国際関係等さまざまな問題に直面しており、また、2007年の地方分権改革推進法の施行などにより地方分権化が進み、地方自治体においても、国から交付される地方交付税等に頼らない自立した健全な自治体運営が求められています。  こうした時代にあって最も大切なことは、「自分たちのまちは自分たちでつくる」、そのような思いを抱いて、地域住民が積極的にまちづくりに参画することではないでしょうか。また、行政においても、地方自治の担い手である地域住民の声に耳を傾け、的確に施策に反映させていくことによって、協働のまちづくりを進めていくことではないでしょうか。 本年度当委員会では、無作為で抽出された一般市民が、地域の公共的課題について熱心に討議し、その解決策を探っていく「市民討議会」の開催を目指します。これまで、自治体職員など専門家が考え、行政によって決定されるとばかり考えてきた公共的問題を、そこに住む普通の人々が、年齢、職業、性別などを問わず、互いに真剣に語り合い、「みんなの問題」として解決策を考えていきます。全国で開催されている「市民討議会」を調査・研究し、鹿屋市の協力も得ながら、鹿屋の地域に合わせた第1回「市民討議会」の実施を目指します。  また、「おおすみ」が直面している問題を調査・研究し、「おおすみ」のまちに必要な政策を提案書として行政に提出致します。我々青年会議所は、明るい豊かな社会の実現を目指す団体でありますが、メンバーひとりひとりは、このまちを愛する一地域住民でもあります。住民目線での政策を行政に提案し、よりよいまちづくりへと繋げていきます。  今年一年という短い期間ではありますが、当委員会では年間を通じて、住民と行政による協働のまちづくりを推進致します。そのことが、現在自治体が抱えている問題解決の糸口となり、明るい豊かな社会の実現への第一歩になると確信致しております。
絆づくり推進委員会 委員長 三宅真五
 (社)鹿屋青年会議所は「地域の元気を作り出す力」だと思います。ここ数年の会員の減少は「地域の元気を作り出す力」が小さくなることを意味し、それは地域活性力の減少にも繋がります。私達が、今まで以上に地域発展へ貢献していくためには、メンバー同士の絆づくり、そして地域の元気を作り出す新たな力となる会員の拡大、さらに今まで先輩達が築いてきた地域や各種団体との連携力向上を図ることが必要だと強く感じています。  本年、当委員会では(社)鹿屋青年会議所の組織活性化のための会員拡大並びに増強に取り組んでまいります。まず会員拡大活動に必要なこととは、メンバー一人ひとりが生き生きとJC活動を行っていることこそが重要な要素であり、そこからJCの魅力を伝えていくことが会員拡大へ繋がると考えます。そこで当委員会では、年間を通じメンバーのJC活動に対する意識向上と環境づくりに取り組むと同時に、新しい会員募集方法の研究・実践をし、組織力増強、すなわち地域の元気を作り出す力の増大へと繋げていきます。 次に(社)鹿屋青年会議所説明会を実施いたします。人と人との縁を大切に一人でも多くの地域の方々へ私たちの活動を伝えていくことこそ、志を同じくする仲間の輪を広げていく結果となり、さらに地域から必要とされる魅力ある組織へと繋がることと確信します。また年間を通し各種団体と連携したまちづくりの実践もいたします。地域への想いを各種団体と共有しながら円滑な連携を図り、新春賀詞交歓会、鹿屋体育大学新入生歓迎会、鹿屋夏祭り等々地域をあげての事業にも取り組んでまいります。各種団体や地域の方々と手を取り合い、絆を作ることにより新たなパートナーシップを模索し、今後の地域発展のため時代を担う青年としての責務を果たします。  地域コミュニティの崩壊等、直接的な人間関係の疎遠化が叫ばれる今、メンバー同士はもちろんのこと(社)鹿屋青年会議所という一つの組織として、地域発展を強く願う一人の青年として、各種団体、地域との絆を作り、強固な連携を図ることこそが今後の更なる地域発展へ繋がっていきます。私達の活動が未来の鹿屋・大隅の発展に繋がることを信じ、精一杯取り組みます。
総務広報委員会 委員長 田辺水哉
総務広報委員会では、鹿屋青年会議所は、情報を市民に多く伝え、より目的を理解してもらい、さらに、社会の信頼に応え得る組織体とならなければならないと考えます。 そこで、総務広報委員会においては、情報をより多く提供するため情報誌とホームページを通じての周知を行います。また、ホームページの充実を図り、鹿屋青年会議所運動を市民と共有し有効に活用してもらうための情報発信を行います。同時に会員だけでなく、市民の方々にも我々青年会議所の運動を広く周知し、一人でも多くの理解が得られるようにしていきます。さらに情報誌を活用し、経済性かつ利便性をさらに追及し、内容を検討し青年会議所情報を発信します。 総会運営についても、最高意思決定の場である総会が円滑かつスムーズに運営できるような環境を整え、会員の参画意識をより高められるよう充実した総会運営に努めます。 基本資料作成についても、JC運動の目的、ルールを正しく理解し、現状や課題、事業の情報を全員で共有できるようにしていきます。さらに会員同士の情報の共有化を図り連携強化に努めます。議事録作成に関しては、他の委員会が青年会議所運動にも役立てられるように、早く正確な議事録作成を行います。  会員拡大については、50周年を目前に、先輩達から引継がれてきた鹿屋青年会議所の伝統を絶やさないよう、青年会議所に自信を持って入会を勧められるように、モチベーションを高め、会員拡大に繋げます。今年の総務広報委員会は、自分の発言や言動に責任を持って行動し、自己研鑽に努め、今までの自分よりは、少しは成長したと自信を持って行動出来るように取り組んで行き、今年 1年の経験をJC活動だけでなく、仕事や家庭にも活かし、今後の自己成長の糧として活かしていきます。


        

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