NEWS(新着情報・飼育裏話)

平成10年10月


10月10日
 サンゴの白化現象より深刻化。
8月中旬以降からおきているサンゴの白化現象により、10月に入り、 大浜リ−フ内の枝サンゴ(トゲスギミドリイシ)が、ほぼ全滅し、藻が 生え出している。リ−フエッジのサンゴも半数ほど死滅。海水温は、26〜27℃。右写真は、ナガレハナサンゴの触手顕微鏡写真。褐色の丸いものが褐虫藻で、白化は、この褐虫藻が、体外へ抜け出すために起こる。 細長いカプセル状のものは、刺胞。捕食や、他のサンゴを攻撃するときに使う。

10月1日 
奄美海洋展示館友の会「INOclub(イノ−クラブ)」会員募集
一般の方を対象に、奄美の海で、遊びながら楽しく学ぼうという趣旨の友の会の会員募集開始。活動内容は、五目釣り大会、イザリ(夜間、潮のひいたサンゴ礁を歩き、貝やタコを採る漁)体験、貝類標本作成教室、海藻おしば作成教室等。年会費500円。家族会員無料。問合せは、展示館(0997−55−6000)まで。
(※イノ−=奄美、沖縄の方言で、サンゴ礁のリ−フの内側、礁池。)
また、10月1日から、大浜漂着物調査を開始。



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