鹿児島の竹

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1、ホウライチク属

・・・・稈は、密に束生し、株立ちとなる竹である。稈皮は広三角形で早落生。
   葉には平行脈間を連結する横脈がない。葉鞘の先には葉耳が発達し、肩毛
   がある。東南アジア、マレーシア、インドに約70種ある。  
ホウライチク スホウチク ホウオウチク ベニホウオウチク

2、オカメザサ属

  ・・稈は細長く、地下茎の茎から直立し、高さ1〜2mに達し、まばらに
  群生する。竹の皮はややうすい洋紙質で無毛である。肩毛がなく、脱落性
  先端には短い葉片がある。枝は各節から数本出て、多くは2節があるだけ
  でごく短く、上端に各1枚の葉が着く。
   下の方の節には膜質線形の包葉がある。葉は、葉鞘部が発達しない。
  日本および中国にそれぞれ1種ずつ分布する。 
オカメザサ

3、マダケ属

・・・地下茎は長く伸長し、稈は太くてまばらに直立する。竹の皮は早落性である。
・・ 枝は節に2本ずつ互生する。肩毛は荒くてざらつくかまたはやややわらくて
  はやく脱落する。 中国およびインドに約30種ある。         
モウソウチク キンメイモウソウチク キッコウチク マダケ
キンメイチク ハチク クロチクホテイチク
オウゴンホテイチクシマホテイチク ウンモンチクシャコタンチク

4、シホウチク属

・・・稈はまばらに直立し、鈍四稜形。稈は2cm内外、節にははじめ逆毛が密生して
・・ いるが、後脱落し、下部の節から短刺状の気根を出す。たけのこは秋に出て、
  竹の皮は早落生、三角状披針形で先端は尖り、葉身部は極めて微小、上部の節は2環状
  枝は各節から3個ずつ出る。葉は、細い小枝の先に3〜5枚ずつつき、細い披針形
  葉耳は発達せず、肩毛は細くて直立する。中国原産の1種があるだけである。    
シホウチク

5、トウチク属

・・・・稈は直立し、高さ5〜8m、径は1、5〜3、5cm、無毛で、若いときは節に
   帯紫色の粗毛がある。筍は6月頃に出て、竹の皮は脱落性。背面まばらに
   毛を散生し、縁には縁毛があり、葉耳が発達して、肩毛はその縁から開出
   し、無毛。東南アジアに3種がある。
トウチク スズコナリヒラ

6、ナリヒラダケ属

・・・稈は地下茎から直立し、たかさ4〜10m、径1〜4cm、竹の皮は革質
  で平滑、先に小型の葉片があり、葉身は発達せず、肩毛は荒くて直立して
  稈にくっついたままで開き、後に脱落する。枝は節に数個出る。
  日本と中国に10数種ある。
ナリヒラダケ

7、カンチク属

・・・稈は地下茎からまばらに直立し、節が高い。筍は秋に出て、竹の皮は
  うすく、葉耳はなく、葉片もごく微小。宿存生であるが、まもなく分解し
  稈が露出する。枝は各節に3〜5本ずつ出て短く、葉も小型。
  東南アジアに10数種がある。 
カンチク ベニカンチク

8、メダケ属

・・・稈は地下茎から直立し、高さ10m以下。竹の皮は、稈を包んだまま宿存する。
  枝は各節から数個出る。葉は細長い披針形で多くは斜上し、葉鞘の先端部には
  葉耳が発達せず、肩毛は細く、白くて平滑で直立し、多少波状に屈曲する。
  日本と中国に10数種ある。
カンザンチク タイミンチク リュウキュウチク メダケ シラシマメダケ
ゴキダケ ネザサ オロシマチク チゴザサ カムロザサ

9、ヤダケ属

・・・地下茎は長く横走し、所々に側生する短枝を出す。稈は地下茎の長枝から
  側生して出ることもあるが、多くは短枝が仮軸分枝をして、その先端が立ち
  上がって稈となる。稈は基部より直立し、節は低く、節間は長い。
   枝は節から1〜数本でる。葉鞘は宿存生で、通常期間よりも短い。肩毛は
  白色平滑で屈曲し、これを欠く事もある。葉身は披針形で大きく、格子目の
  葉脈がある。日本、中国、朝鮮、台湾に3種がある。
ヤダケ オオバヤダケ ラッキョウヤダケ ヤクシマヤダケ

10、スズタケ属

・・・地下茎は長く伸長し、稈はその長枝に側生する短枝が多く、仮軸的に分枝を
  行ってその先端が直立する。節は低く、枝は稈の中部以上の節から1本ずつ出て
  斜上する。葉鞘は宿存生で節間は長く、枝が出た場合は、稈をはなして枝を巻く
  特性がある。
   葉は枝先に2〜5枚ずつつき、葉身は披針形で質厚く、革質で表面は光沢があり
  基部は短い柄があって、葉鞘と間接する。肩毛はない。日本、中国、朝鮮に数種
  がある。
スズタケ

11、アズマザサ属

・・・地下茎は長く横走し、稈葉これに側生し、基部から直立し、高さ1〜2m。中部
  以上の節から1〜3ずつの枝をだし、節のすぐ下は、通常ろうを分泌して白くなる
   葉鞘は革質で縁毛があり、背面は無毛または有毛。宿存生で稈の下部のものは
  節間より短く、上部のものは節間より長い。葉は、枝先に4〜8枚ずつつき、洋紙
  質で披針形。鋭尖頭、基部は短柄があって葉鞘と間接し、肩毛は剛直で稈に平行
  にでて平滑であるが、基部がざらつき、時にこれを欠く事もある。
   ササ属とメダケ属の中間的な特徴を持っている。きたアメリカと東南アジアに
  10数種がある。
アズマザサ

12、ササ属

・・・山の林床や風障地に群生する。稈は地下茎からまばらに立ち上がって、通常基部
  は斜上し、高さ2m以下、中空で無毛または下向きの細毛があり、節はややふくらみ
  無毛または時に毛がある。葉鞘は宿存生で革質、密に稈を取り巻くが通常節間より短く
  縁毛があって、表面は無毛または有毛。
   枝は節から1本ずつでる。葉は枝先に2〜7枚ずつつき、常緑で、時に冬期縁が白く
  隈取られて枯れることがあり、広披針形〜長だ円状披針形、紙質時に革質、両面無毛
  または毛があり、肩毛はかたくて放射状に開出し、脱落しやすく、または始めから
  発達しないこともある。
   日本、朝鮮、カラフト南部にわたり数10種報告されている。
ミヤコザサ クマザサ コグマザサ キリシマザサ キリシマコスズ


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