ツルグミとナワシログミ

ツルグミ(ぐみ科)

ナワシログミ(ぐみ科)

・ツルグミ(ぐみ科)
  方言では「サガイグミ」ともいう。林縁などに生育するつる正常緑木本。他
の樹木に絡まって伸び、枝先は垂れ下がる。葉は幅2cm長さ4cmほどの長
楕円形で、表は濃緑色、裏は枝と同様の赤褐色の毛が密生している。秋に白色
の花が葉の脇 から垂れ、翌年の4月頃長楕円体の果実が赤く熟す

・ナワシログミ(ぐみ科)
  苗代を掻く頃赤く熟す。海岸近くの林内に多い常緑低木で太い棘がある
 葉身は2.5cm長さ5cmほどの長楕円形で縁が波打つ。表は緑色で光沢が
あるが、裏は銀色をバックに褐色の毛が点々と着く。10月頃がくが筒状で花
弁のない花が咲き、果実は長さ1.5cmほどの楕円体である。