サルトリイバラ(ゆり科)
ハマサルトリイバラ(ゆり科)
サツマサンキライ(ゆり科)
・サルトリイバラ(ゆり科)
低山部の林縁などに生育する雌雄異種のつる性落葉木本。名の由来は、茎に
着く丈夫な棘に猿も引っかかってしもうと考えた。花は春咲き、果実は晩秋に赤く
熟す。
葉で団子を包むので、「かからん葉」「かからんだんご」と呼んでいる。
・サツマサンキライ(ゆり科)
明るい林縁などで他物にヒゲで巻き付いている常緑低木。茎はつる性で少し棘
がある。
葉は長楕円形で裏は緑色をしている。冬に小花が球状に集まって咲き、果実は
球形で黒紫色に熟す。
・ハマサルトリイバラ(ゆり科)
海岸近くの茂みなどによく見られる植物で、サルトリイバラによく似ているが、葉は
常緑で棘がなく、容易に区別できる。果実は直径5っmほどで多数集まって球形に着く。
色は黒く、白い粉に覆われている。