今日は、素晴らしい結婚式に出席させて頂いた。
園田哲哉君と直子さんの手作りの結婚式。
場所は長野県の伊那市の隣、高遠の桜がつぼみを育み、まさに咲こうとしている3月27日、小雨で大地がしっとりと潤うダムサイトの「高遠桜ホテル」。
参加者も初めて体験したという「じんせんけっこんしき」。
最初耳にした瞬間、ホーッ、長野では神前結婚式をじんせん結婚式というのだなあと思った。ところが、違ったのである。

結婚式は、新郎新婦が高砂に相当する席の横に置かれた卓の前に客席に対して立ち、新婦の兄である司会者が「ただいまから二人の人前結婚式を行います。保証人として治療院院長御夫妻に新郎新婦に両脇に着席して頂きます。」と紹介。
そこで新郎新婦について結婚の当人であることを確かめる人定質問が司会者か行われた。終わって、婚姻届に署名捺印が行われ、指輪の交換がホテル支配人の介助のもとに終わった。続いて、院長夫妻が保証人として署名捺印された。
その後、二人の熱い口付けが交わされた。
二人の口付けを間近に見せられた院長が上気したまま、二人の馴初めを紹介。さらに両人の兄弟からそれぞれの人柄が紹介された。
乾杯の音頭は、新郎が治療活動で往診治療活動の拠点として場所を提供して頂いている方がなされた。
この後、食事を挟んで、新郎が結婚式に参加してもらったことへの感謝と短いスピーチを行った。
それから、新郎新婦が各テーブルを周り、参加者全員を紹介して行きながら、各テーブルから二人づつスピーチをしてもらった。スピーチはすべて新郎新婦がその場で指定して行われた。私は纏まった話が出来ないので、鹿児島では結婚式に雨が降っている時は、すべての穢れが払われ万物の恵みが齎される慶賀の雨として喜ばれることを紹介して、「長持ち歌」で許して頂いた。ほとんど親戚の方たちであったので、二人の生い立ちの様子が様々の視点から色濃く語られた。余興では歌や踊りがあり、私は、結婚三部作のうち、「江差追分」を歌詞を替えて「荒い波風、もとより覚悟。乗り出す船はなお困る。艫で舵とる哲哉船頭。幸い、満載、宝船。」と歌わせて頂いた。脳梗塞で心配した。

父母への花束送呈は、新婦が両親への感謝の言葉を述べて行われた。
結びは万歳三唱であったが、すべての場面において、新しい形式で行われた結婚に参加できたことについての感動が述べられた。同時に、この形での結婚式に同意した両親に対する賞賛が式後に語られた。

新郎新婦が、積極的に行動し、参加者もそれに自然な感じで応じて宴が進んでいくことに感激しっぱなしであった。
そして、25年前に私たちが、周囲の反対を説得して手作りの結婚式をやった若い日の自分たちの姿を思い出した。