現在までの経過
元々は大正時代に、大隈半島に習いに行って、上之坊の持ち芸になった。村に青年が溢れ、青年団が活発な活動が出来て、集落の春の花見の時、西南方村の色々な行事の時、披露されていた。1953年頃に坊の岬灯台の50周年記念行事で披露されて以後途絶えた。1963年に上之坊が浦尻の道路を改良した時、中学生の子供たちに受け継がれた。その後、1972年から2年間、保存の為に子供たちに指導をした。
内容は、戦いに出発する時の薩摩武士の意気高揚を図る内容になっているので、勇壮で、軽快である。色々な棒踊りがあるが、上之坊の棒踊りが出てしまうと、見物人が帰ってしまうので、上之坊に青年団の出番は、何時も最後であった。
踊りは、六尺棒と三尺棒があり、六尺棒は緩やかな踊りで、三尺棒は鎌が入って速いテンポの踊りである。人数の構成は、六尺棒は四人で一組になり、三尺棒は六人で一組になる。
唄
1,山田の 牛が さなだで 木を引く
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やーまアーーーだヤアアアのオォオホッ
(踊り手) コラーイ
サーうーウゥしーがーア エーヘンヤーァアヤーデェ
(踊り手)エイエイ エイエイ ヤッサー ヒンニャサッ
やーまァアだーァァのーオー うーしィイぃがー
(踊り手)エイエイ エイエイ ヤッサー ヒンニャサッ
ヤーそーれがヨーホオ ホーォレェさーなーぁだーーーーァ
(踊り手)エイエイ エイエイ ヤッサー ヒンニャサッ
アーァアーーオーヤァおーかーァアノーヨホォオォ木
アーア 木ーーィ木ィをォ引ーーーく 木ーィイィイィ
(踊り手)エイエイ エイエイ ヤッサー ヒンニャサッ
木ーをォ引ーイィイィイィィィイーイーく
(踊り手) サーサァサッ
2,小船を 浮けて 鮎を 釣り込む
3,千里が浜の 砂の 目の数
4,嫁女が 通る 袖を 引き寄す
5,七機たてて 筬の 目の数
6,焼き野の きずが 岡の瀬に住む
今こそ参るぞ 神の本 めいる(参列)
霧島 松は 黄金 花が咲く
お背戸は 山で 前は 大(ダイ)川
単調な仕事唄である。家の新築をする時、櫓を組んで重いドンジを綱で持ち上げ、柱を建てる場所の地面を突き固める作業をする時、唄っていたものである。ドンジの柄を握る人と数人の綱を引く人の息を合わせる単調な作業の音頭を歌い手のリズムで取っていた。それを踊りにしたものである。
1,そろた そろたよ 踊り子が 揃うた
稲の 出穂より サンパ まだ 揃うた
2,日にちヤーァアアァ 毎日ィ 高い 背が 昇る
昇るヤーアァ 高い背ーーがーァ サンパ 一度にィ下ーる
3,最早 これから 調子を 変す
変すやーー する気に サンパ ならしゃノーーセー
4,調子(唄の調子が変わり、口説き調)
一敷居 三間 倉よりも 良い かか 持ったが一生の得だよ
z <踊り手> ヒットコ ドッコイ ドッコイ ドッコイ
一軒 二軒 三軒ヤーーーァ 四軒長屋の 一本 差すのが 町人さん
二本 差すのが 侍さん 三本差すのが 田楽さん
四本 柱は お相撲さん じゃあないかいなー
お相撲さんなら 四つ竹なと 言われた 時はネー
z <踊り手> ヒットコ ドッコイ ドッコイ ドッコイ
相撲取りさんには 女房はない 女房はあっても 親方娘じゃ する事ゃ できない
z <踊り手> ヒットコ ドッコイ ドッコイ ドッコイ
本唄
稽古 戻りに 枕崎ク 通るねー
雨が パラパラ 振り出してーー 女郎屋の 軒端に 走り込み
もし コラ 亭主さん 唐傘 一本 貸しとくれ
何を 言わんす 相撲取りさん 御茶屋の 規則を 知らないか
金の 屏風を 引き巻いて 月にゃー 三度の 検査 受け
茶 なんで なんば 傘など ヨーホホィ あるものかねー
z <踊り手> ヒットコ ドッコイ ドッコイ ドッコイ
相撲取ァ 手で 取る 足で 取る
按摩は 五銭の 掴み 取り
お寺の 坊ん様はヨーォホィ 丸め 取りねーー
z <踊り手> ヒットコ ドッコイ ドッコイ ドッコイ
年な 爺さんがーー 石場で 転んだ ソイジャーエー
ソイジャ すざや(朱鞘)の 杖突いて しゃんと
ヘントコ負かせの 声で 立つ
やぁー 声で 立つ
ソイジャ すざやの エンヤコラ 杖突いて シャント
ヘントコ 負かせの 声で 立つ
姉女 出てくれ 三人組みが通る
ソイジャ
アァ 中アァの エンヤコラ 赤裏縞の
チンとした 小鬢の すざらい(朱鞘)の 一本刺しャァ
身がソ(生,相)様ーー
ヤァー 身が ソ様ァア エヤコラ
赤裏縞の チンとした 小鬢の すざらい(朱鞘)の
一本刺しャアー 身がソ様ァァーーーーー
1,ソイジャアエー
ドンジ節ゃ 弾まんでー
<踊り子> ヤーアーァエーエェ
気合節で ホッツリ ホッツリ 締めましょう
<踊り子> ジャイガヨイトナ
ジゃんどが ソラアァーー ハレ
屁は 原良が ヨイヨイ
コラ 良いトーコ よーおいとーおこせー
2,ソイジャーエー
ここの 座敷は ヤーアァレーェ
ハラヤーットコセーエェ ヨーォイヤーナー
ァ祝いな座敷ヨーイトナー
3,今度ずいも やったなら ヤーアーァエーエェ
ァ 良かろうじゃ なーいか よーいとーな
4,揃うた 揃うたヨ
ァ踊り子が 揃うた
稲の 出穂より まだ 良く 揃うた