平成13年6月号
瀬田海海浜公園海びらき


5月28日の連休初日に、瀬田海海浜公園で恒例になっている海びらきが、町と観光協会の共催で盛大に開催されました。
 午後からは天候にも恵まれ、家族連れや子どもたちが島内各地から繰り出し、射的大会や宝探し、シーカヤック体験などで楽しい一日をすごしました。
 
海びらきは午後2時から町長や観光協会長をはじめ関係者多数が列席し神事が行われ、シーズン禁中の水難事故防止を祈願しました。
 
さらに町長と観光協会長、子どもたちを代表して伊仙小の美延君の三名でテープカットを行い、海びらきを宣言しました。
 
つづいて徳之島地区消防組合の皆さんのご協力により、水難事故を想定した人工呼吸訓練と指導が行われ、広場に集まった家族連れの皆さんが真剣に見入っていました。
 
お祭り広場の中央では、楽しい射的大会が行われ、浜辺では宝探しと、子どもたちのにぎやかな声が飛び交っていました。

 プールでは、6艇のシーカヤックが浮かべられ保護者の皆さんが見守る中、さっそく試乗し、変わりばんこに海上散歩を楽しんでいました。

スポーツ少年団
熱戦のバレーボール


 町内スポーツ少年団のスポーツ活動をとおして、明るく気迫に満ちた少年の育成を趣旨に、去る5月20日伊仙町スポーツ少年団本部主催によるバレーボール、サッカー、ソフトボールの大会が予定されておりましたが、あいにくの雨のためサッカーとソフトボールは後日に延期され、バレーボールだけが義名山総合体育館において開催されました。
この大会は7月下旬に予定されている大島地区交歓大会の予選も兼ねており、この日のバレーボールは町内スポーツ少年団8チームが出場し、熱戦が繰り広げられました。
 この日はスポーツ関係者をはじめ、かねてチームの指導に当たっている指導者、応援にかけつけた保護者など観覧席いっぱいの人たちの応援する中で小学生とは思えない素晴らしい競技が展開されました。
 競技の結果は次のとおり。
Aブロック)
  優 勝 伊仙A
  準優勝 面縄A
  三 位 犬田布A
(Bブロック)
優 勝 鹿 浦
  準優勝 犬田布B
 
三 位  伊仙B

 競技終了後の閉会式で得岡教育長は、関係者の話として、伊仙町のバレーのレベルは高く、小学生がこれまでレシーブが出来ることにびっくりした。と話されていた。 そして、かねて練習で鍛えておけば大人になっても物事に耐え、判断力や決断力が養える、そして明日からの社会を担うことを目標にスポーツをとおして立派な人づくりのため頑張ってくださいとあいさつ。午後2時30分大会は終了しました。
          かぼちゃ品評会
           目立つ品質の向上

 去る5月15日、農協伊仙支所の会議室において、JA徳之島園芸振興会の主催による平成13年度「春かぼちゃ品評会」が開催され、園芸農家16戸から自慢のかぼちゃが出品され、園芸農家約50人や関係者が見守る中、県農業試験場徳之島支場、農業改良普及センター、役場、JA徳之島などの審査員が、形、果皮、肉厚、糖度、熟度など厳しい審査の結果、次の方々が入賞いたしました。
最優秀賞 米山秀通 (下検福)
金  賞  伊集院忠久 (上面縄)
銀  賞 上木久子 (東伊仙)
銅  賞 上木
あき (東伊仙)

 審査の後、講評で県農業試験場徳之島支場の福山 聡研究員は、昨年より一段とよいものが出来ている。農家の皆さんの一生懸命な取り組みがうかがえた。かぼちゃは高齢者にも作れる。また、ニガウリも市場評価は高い、愛情を込めてよいかぼちゃ作りに取り組んでほしい。
 また、農業改良普及センターの牧野 晋所長は、出品数も品質も高くなっている。市場の動向はこれまでニュージーランドなど外国産のかぼちゃが輸入されていましたが、徳之島産のかぼちゃは評価も高く、今年の市場価格は高値を呼び、農家のこれまでの努力が実ってきたとあいさつ。
 ちなみに今年の品評会の出品点数はえびすかぼちゃが11ケース、味平かぼちゃが5ケースで、糖度はえびすが最高16,0度、最低10,1度、平均13,4度 味平は最高20,0度
最低13,1度、平均14,2度ありました。
 今年度の出荷目標は60トンで約2000万円を見込んでおり、出荷は関東が主で5月初旬の市場での平均価格は1キロあたり430円〜450円と高値がついています。