蒸気工事
蒸気って、すごいです。
枕崎の鰹節工場では、どんな風にして鰹を煮てると思います?蒸気で煮てるんです。
ここでは、蒸気に関する工事をご紹介します。
 国道226号線沿いにある、「渚温泉」です。絶景の眺めです。
 実は、男風呂より、女風呂の方が眺めがいいんです。いいですね、女の人は。
 左の写真は、男風呂側の露天風呂です。
 この露天風呂、冷えたんです。夏はいいのですが、冬は結構冷えたんです。絶景の眺めなんですけれど。
 じゃどうしようか、って、お湯を暖めればいいだけです。しかし、露天風呂のお湯は源泉だったんです。温泉の内部のお湯は、一回ろ過して鉄分などを取り除いてあるのですが、露天風呂は源泉そのものです。そこで、蒸気の登場となりました。
 源泉を一回タンクに入れて、その中へ蒸気を入れることにしました。
 蒸気ってすごいです。あっという間に温度が上がってしまいます。
 こりゃいいや、ってことになったんですが、またまた問題発生。音がすごいんです。
 蒸気がタンクの中へ吹き込まれる時の音はすごいものがあります。それで、蒸気の出口に音がしないように、サイレンサーを取り付けました。これでOK。
 今後は、タンクを介さずに、直接露天風呂へ吹き込む予定です。もう配管は済ませてあります。