タバコが及ぼす水質汚染(=人体汚染)の実験
この実験は、鹿児島大学の工学部応用化学工学科分子工学講座、染川研究室の実験室で、植村寿子助手が
タバコの煙の汚染度を調べたものです。
タバコの葉には約4千種類の化学物質が含まれています。この中には人間に害を及ぼす毒物質200種類、
その中に発癌物質は60種類が含まれています(1993年、厚生省の白書、喫煙と健康問題に関する報告書)。
今回の実験では、フイルター付きのタバコを本数ごとに、煙を蒸留水の中を通して、水の汚染度を調べたものです。
20本のタバコ(一箱分)が、蒸留水を汚染する化学物質の度合いを見てみましょう。
蒸留水はびっくり驚くぐらいに汚染されました。
これは、毎日タバコを吸う人の、体の内部を汚染することと同じなのです。
デリケートな人体ではなおさらのこと、タバコによる汚染度は高いのです。
特に,口腔、咽頭、気管、肺臓、食道、胃などに直接,化学物質は流れ込み蓄積していきます。
肺では、真っ黒になって,肺がんになったり、しまいには息ができなったりして苦しんで死んでしまいます。
実験中 (蒸留水) (煙で汚染された蒸留水) (タバコ10本では)
(タバコ15本では) (タバコ20本では) (タバコ25本では)
(結核予防会提供)
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(左)喉頭がん手術とで気管切開しても、たばこを止められずにのどで喫煙している女性。煙がのどから出てきて漂っている。
ニコチンの依存症状(ニコチン中毒)の激しさを感じさせる写真である。
写真は、「タバコを吸ったらその影に死神が潜んでいる」ということを表しています。
右は、若い女性で喉頭がんで、がんと気管は除去されたため、息をするために喉(のど)に穴が開けられました。
このように喫煙者は将来、喉に穴があくか、死に見舞われるか、他の大きな病気をするかの確率が非常に高くなります。
スウェーデンのSNUS(無煙たばこ) を口唇の裏、頬部の奥の方に置いているSNUS使用者
今回の会議でも世界中で問題になって、これが口腔ガンなどの大きな被害を引き起こしていると警告していました。
日本にももうこの製品は販売されています。私の下のホームページをご覧ください。
禁煙ブームに悪乗り儲けようとする悪徳商法
SNUS大人にはもちろんですが、特に、子供たちに蔓延しているとの発表が多々ありました。
(第12回タバコか健康世界会議 ヘルシンキ(2003年8月3日〜8日)より資料入手)
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