出版・発売されている「食育」の書

身体・精神・愛・魂・成績までも育む
  「食」の摩訶不思議

          
〔使いこなし自由な情報源
◎「食育」関するすべてがコンパクトに詰まった、格好の情報源ガイドブックです。
◎  1ページ読みきり式ですので、「こんなことを知りたい」という時に便利な事典として使えます。
◎ 「へえー、そうだったのか」、「え!?こんなことも〜」、「なるほど」・・・。の新しい発見に、
  指導効果は倍増します。
◎ 歯科診療所だけでなく、幼稚園・保育園・学校の保健指導、歯科衛生士学校、食物・栄養学校の「食育」情報源としてご活用いただけます。


人々への保健指導や講話・講演は「食事」から「食育」へ!
  今、保健関係者の人々への指導や講話・講演は大きく変わろうとしています。子どものみならず、現代人のライフスタイルの急激な変化は食の乱れを招来し、特に子どもたちの身体、精神、愛や魂、さらには成績に至るまで深刻な弊害を及ぼしています。その反省からか、「食育」がにわかにクローズアップされ、一般社会、特に“子育て真っ最中の母親”たちの関心は半端ではありません。「モノをよく噛んで食べる」、「歯ごたえのあるものを食べる」、「規則正しく食べる」等々・・。なぜ、そうあるべきなのか! 
本書では、それらすべてにわたる回答が、豊富な事例、データ・資料をもとにわかりやすい軽妙な筆致で披瀝されています。
医院や歯科診療所では、まぎれもなく「食育」指導の最前線にあります。母親たちをはじめ、社会の期待も大きいと思います。さらなる「食育」をテーマとした患者さん指導のレベルアップは、患者さんのモチベートを高め、信頼関係を築く基本戦略になります。 

目次
第一章 目食が乱れた日本の若者の現状
 食べる楽しさをなくした子どもたち/「子どもの体験調査」は物語る/ますます増加する孤食の子ども/学校給食で「三角食べ」/食の乱れが、若者の犯罪を引き起こす/朝食抜きで、脳の発達や心の健康の乱れも/朝食をとらない学生は学業成績が伸びない/朝食抜きと孤食児童は自制がきかない傾向にある/日本の青少年の「ぼんやり度合い」は世界で最悪/いまや"おふくろの味"は'`袋の味"/「食事」が「餌」に化けた家庭の到来/食生活のバランスの良し悪しで決まる子どもの将来/ニコニコは、お料理のもう一つの調味料/サプリメント(健康補助食品)の怪?
第二章 自分たちを滅ぼす、ぜいたくな食生活
 私も実行していた「いただきます!」/私が家庭で実行してきたこと/子どもの砂糖好きは親の責任/砂糖のとり過ぎは記憶力を減退させる/「食料廃棄」は46.2%が賞味期限切れ品
第三章 大人まで危ぶまれている食生活
 長寿世界一が危ぶまれている食の現状/他国の「食育」の現状と対策/米国政府の研究と「食事改善目標」の実施/世界で注目される日本型の食生活/日本の食文化在スポイルさせた要因
第四章 今、私たちはどのように食べればよいか
 3省が策定した「食生活指針」/太陽に恵まれた野菜を地場で食べること/野菜を食べず人工食品ばがりでは死亡する/肉食猛獣のライオンも、まず植物から食べる/子どもにも、木の実や種子類を/頭が良くなる「魚食」を見直そう/魚食で、偉い人物を輩出した村
第五章 口腔保健と全身・栄養の関わり
 子どもの食生活と口腔機能を取り巻く現状/口の習癖に問題のある小児の増加/日本の現代食は、外国人の歯にも影響を及ぼす/歴史が物語ってくれる人間の顔の形/口腔保健と全身とは密接な関係/厚生労働省健康局発行『保健指導における学習教材集』/口腔保健と栄養とは密接な関係/肉のとり過ぎでもメタボリック症候群に/米国の「超肥満」の人は、2000年からの5年間で1.5倍に急増/日本でも肥満傾向児童が増加/男子高校生の2割弱は「痛風予備軍ともいえる高尿酸血症」
第六章 歯科関係者は「食性」と「ミネラル」の専門家
 哺乳動物などの食性とは?/「主食」の概念/現代食で、犬の歯も抜けだす珍現象/廃れていく「食音」が作る味覚の文化/ミネラル不足の加工食品で歯はもろくなった/丈夫な歯はカルシウム摂取の恩恵だけ?
第七章 よく噛んで食べることはいかに大事か
 貝原益軒も「よく噛んで食べること」を説いた/なんでも「おいしく」噛むために/頭もよくなり、成績も上がる「噛む」効果/噛むことの、素晴らしい効用がぞくぞくと/むし歯の多い子どもは知能の発達が遅れる/フレッチャー氏の噛む健康法/よく噛むことで働く「満腹中枢」のメカニズム/メタボリックシンドロームを予防する噛むちから/唾液は仙人の長寿薬/よく噛み、唾液を出して食中毒予防/噛むことでコレラの蔓延を防いだ引き揚げ兵たち/歯を治したら便秘も治った!
付表: 「参考資料l「食育」に対しての動向と経緯

(毎日新聞の紹介記事 平成20年2月29日)


出版社のご案内

◎ B5判
◎ 216ページ/本文2色(カバー4色)
◎ 〔定価〕 4104円

◎ 発行・出版社
東京臨床出版

発行所:東京臨床出版株式会社
〒541-0053 大阪市中央区本町1-1-3
 PHONE.06-6264-7136 FAX.06-6264-7137

購入方法
歯科の専門誌や関係書籍を大々的に販売している「デンタルブックセンター dbcシエン社」の、
以下のホームページには販売されていました。

http://www.shien.co.jp/act/d.do?id=4395



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