2005年4月の編集日記

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今日で4月はおしまい  4.30

ですね。早いもので、既に一年の3分の一が終わってしまったのです。今年は息子の高校受験であたふたしながら正月を迎え卒業、下宿探し、入学式などと忙しく、仕事もすべてじっくり考える暇もなかったような気がします。毎年、こんなことをいいながら、なんとか暮らしていくのでしょうが、これがいいのか悪いのか。忙しいことはいいこととはよくいわれますが、これが正しいとも限りません。あ〜あ、今日はちょっとウツ気味。一日スタジオで一人で仕事していたからかも。ゴールデンウィークなんて、仕事をするウィークなのですから。
 でも、今にみておれ〜。今年は愛知万博へいくぞ〜!

ユリの季節     4.29

 沖縄ではうりずんというのでしょうか?暑くもなく寒くもなく、新緑の緑に風も香るようです。この季節は奄美ではユリの季節。野山には、テッポウユリが白い花をさかせています。先日、いったエラブではユリはまだあまり咲いていなかったのですが、実はエラブのユリ産業は切花より、球根が主流。観光用に少し花は咲かせているところはあるのですが、ユリやフリージャでいぱいの花咲くシマではありません。で、昨日、エラブから切り花を取り寄せました。まだまだ蕾のもありますが、いずれ、大輪の花が咲いてくれるでしょう。色とりどりの花、素敵です。

蜘蛛   4.28

朝、洗濯物を干すとき、最近、よくベランダに蜘蛛が巣をはっていることがあります。蜘蛛の巣が張るほど無精しているのかなあと内心複雑な気分でおりました。昨日も下へ降りると、なんと太クンの車のあちこちに蜘蛛の巣があるではありませんか。ひえ〜、ここまで〜。と思って夕飯のときに、聞いてみたのです。すると、はははと笑いながら「森からのお土産だ」ですって!
 森に入る彼は、蜘蛛などのほか、ときにはダニなども連れて帰ります。「でも、蜘蛛って益虫だよね」そりゃそうだけどさあ、家が蜘蛛の巣城になったらどうすんの?

仕事が詰まっています!   4.27

コツコツやっているつもりなのに、なんでこんなに抱え込んでしまうのでしょう?ゴールデンウィークは毎年当然仕事なのですが、大きな仕事がダブルで重なっているので、頭が痛いです。気の弱い私は、すぐパニックになるけど、太クンは自分の仕事だけでマイペース。わたしって、こういう運命なのですね。貧乏性というかアクセクしていく人生と神様が決めたのでしょうね。まあ、優雅は似合わないから仕方ないけど、ううう。
 そうそう、でもいいことはひとつ。今朝、ユリの花が咲いていたのです。何ユリかなあ。いつも鉢植えを枯らしてばかりいるのでしたが、初めて咲いてくれました。そうそう、ランの花が越年して花を5輪ほど咲かせています。これもすごいことですよね。こんなあたりに幸せを見出し、さあ、今日も一日頑張るぞ!!ホライゾンも追い込みです。今回は沖永良部特集です



クッカル〜が鳴いた!     4.25

朝、クッカル〜と涼しげなリュウキュウアカショウビンの声が聞こえました。この鳥は、奄美に初夏を告げにやってくる鳥。今年もそろそろかなあと思っていたので、聞けて幸せです!。奄美の名瀬は小都会ですが、すぐ後ろには山が控えていて、アカショウビンの声も届くのでしょうね。先日みた「アダン」という映画にも出演。一村も好きな鳥だったようです。
 体はあまり大きくないですが、その緋色の羽は緑の野山ではとても目立って素敵です。彼らは、まっすぐ直線的に飛ぶのです。う〜ん、これからクッカル〜の声が毎朝、聞けるといいなあ。


すたんがぶ?   4.24

って何だかわかります?すっぱいのかなあと思って太クンに聞いたら、サタンガブのかけろまバージョンではないかとのお答え。なあるほど、それなら分かります。つまり、黒砂糖の塊ということ。聞いてみれば、なあんだと思うのですが、この不思議な感覚は好奇心そそりますよね!
 で、このすたんがぶ、空港のお土産で只今、大人気とか。小さな袋になかなか渋い文字が波打ち、へえ〜、結構シャレてるじゃんってな感じですよね。で、食べてみると、これはまた、なかなか〜!小さく食べやすいのもいいですが、あまり多すぎないのもいいですよ。黒砂糖をばりばり食べる人ならこれでは物足りないでしょうけど、わたしなんかちびちび食べるので、これで十分。またお土産に持っていくのも、下手な紙に包まれなくて、このままで十分ですし、省エネタイプ、貰ったほうも面白いし、満足ですよね。むむ、なあるほど!よく考えられていますね。


 詩の朗読と日色ともゑさん   4.23

今日は楽しみにしていた日色ともゑさんの詩の朗読会がありました。学生時代には、結構、詩を読んでいたのですが、結婚してから全くその気になれず、また、奄美に詩はあまり似合わないと勝手に思っておりました。失礼。
現代詩にも色々あると思うのですが、難解であることが詩だという雰囲気がありませんでしたか?その中で、わかりやすかったのは、茨木のりこさんの「わたしが一番きれいだったとき」という詩。まさか、奄美で日色ともゑさんの朗読で聞けるとはおもってもいませんでした。
 心の余裕が少しはできたということなのでしょうか。以前にも奄美で朗読会があったのもかかわらず、そのときは行っていないのですね。で、今日がはじめてなのですが、とってもよかったです!日色さんの声は、ほんとに陽の香りがする耳に残る味わいのある声なのですね。それに、またマリオネットというアコースティックギターのお二人がとっても洗練されていて、素晴らしかったです。いつかわたしもと、柄にもなく思ってしまいました。それほど、あったかくて、悲しくて、面白い詩の朗読会でした。それにしても、日色さん、60歳を超えているとは思えないとってもかわいらしい方でしたね。会場は小さな子からご年配まで幅広い層の方たちで埋まり、わたしは階段に座って、聞いていました。お尻は痛くて冷たかったけど、それ以上に素敵だったので、ぜんぜん、大丈夫!

生キクラゲがおいしい!   4.22

夕飯は久しぶりに肉をたべようということになり、まだ日も高いのに、いそいそと買い物にでかけました。息子が鹿児島へ進学したために、我が家は今、夫婦ふたりだけ。じいさんばあさんではないけれど、食べるものはどうしても和食。さしみとサラダが定番でありました。仕事もおかげで超忙しく、で、今日はカツ!、たまには肉をたべようということになったのです。そうそう、先日、エラブで買ってきた生キクラゲがまだ残っているから、ついでに天ぷらにしたのです。
 いやあ、このもっちり感はなかなか〜。先日は細かく切って頂いたセロリの千切りと炒めたのですが、これもとても美味しかったです。生キクラゲは、たぶんエラブでしかたべられないかも。一パック135円?位だったから安いです。「どっちの料理ショー」で紹介されたとかで、スーぱーでだしてもすぐなくなるし、問い合わせがあっても注文に応じきれないといってました。ふふふ。やはりそこへ行かないとみつからないものがいっぱいあるのですよ。といっているうちに、またまたウェスト周りがきつい!むむむ〜。


一村映画「アダン」試写会  4.21

見て来ました!「アダン」。五十嵐匠監督、榎木孝明さんが挨拶。今日の日が迎えられて、ほんとにうれしいでしょうね。奄美の自然、特に森が美しい。榎木さんの鬼気迫る演技は、一村の魂を演じているようでもありました。晩年、あばらが浮きあがるまで痩せた役者根性には敬意を表したい。脇役もしっかりしていて、五十嵐監督の力量を感じましたね。もっと絵がみたかった!これが正直な思いです。アダンという架空の少女が出てくるのが不安でしたが、それほど一村に影響を与えるというものではなく、彼女は森の精、奄美の生命力を表しているのだとi以前いっていた監督の言葉を思い出しました。
 日活配給。全国ロードショーは来年となりますが、先行上映が奄美だけで、6月4日からはじまります。早く見たい人、奄美へいらっしゃいまし〜!!
 ちなみに映画はカンヌ国際映画祭へ出品されます。奄美の自然や島唄が世界へ。だからこそ、もっと作品が見たかった。というのは、わたしだけでしょうか?

西郷と 愛加那   4.20

昨日、ロサンゼルスにいる女性が西郷隆盛の奄美妻であった愛加那さんの資料を探していると、電話がありました。ずっと以前、ホライゾンの前身「奄美ネシア」で、当時「跳ぶがごとく」という大河ドラマの奄美ロケや西郷隆盛と愛加那の物語を年表を中心にまとめていたので、そうお伝えいたしました。その女性とは、愛加那さんの子孫にあたられ、自分たちのルーツを探っていたのでした。
 愛加那と隆盛との間には菊草という娘がいましたが、その菊草の娘が大山冬。この冬さんの孫がこの女性のお母さんだというのです。大山家に嫁いだ後の菊草に関してはその後、ほとんど知られていなかったのではないでしょうか?ふうん、なんか不思議な縁を感じますね。いつか愛加那に関しても、やってみたくなりました。
しかし、ロサンゼルスから問い合わせとは、面白いですね。


エラブへ行ってきました。4.18

昨日、エラブから帰ってきました。ホライゾン21号は今回エラブ特集なので、不足分やらなにやら、まとめて行ってきたのです。いやあ、しかし、今回のエラブはよかった!前回行ったのは台風に見舞われたり、1月に行ったときには、寒いしで思わぬ収穫というものになかなかめぐり合えませんでしたが、今回はとても充実していましたね。なんてったって、県のブランド品であるじゃがいも(メークインやえらぶゴールド)の収穫時期だったのですよ。おまけに様々な人物にもお会いでき、とても納得の旅でした。そうそう、和泊ではタラソの施設も見学、レストランではニガウリとほうれん草のパスタやジャガイモのポタージュ、有機のコーヒーなどもいただいてきました。あんまりいっちゃうと21号が面白くないので、控えめにいたしますが、このクラゴーは美しいでしょ?ちょうど新緑の季節だったので、若葉が美しく階段や洞窟を彩っていました。


カエル大好き!   4.12

世の中には、様々なユニーク人間がいるようで、今日はカエル大好き人間を取材させていただきました。このかた、タンカン作りでは有名な方ですが、実は知る人ぞ知るカエル大好き人間なのです。それも、特にイシカワガエル。カエルが嫌いな人には興味がないかもしれませんが、このカエル、とってもゴージャスな色をしているのです。黄緑とゴールド。写真ではなかなかでませんが、実際、みると驚く衣装なのですねえ。いやあ、びっくり!!
このカエルとの偶然の出会いから恋をしてしまったようにのめりこんだ彼は、いまや、イシカワガエルの研究者。退職したら、カエル屋敷を構えるかも。いや、絶対構えてください!!なんて話で朝からわははは笑ってしまいました。こうした奄美の動植物に詳しくなることはとても大切。奄美にはさまざまな学者がこられますが、これが地元にどれほど還元されているのかは疑問。やはり地元の人がもっと深く知っていかなくてはいけないですよね。あっという間に、奄美学者になれますよ。観察だけでもいいでしょう。そうすると、簡単にゴミなんかも捨てなくなるし。ふむふむ、なるほど。このインタビューは、ホライゾン21号にて掲載いたします。乞うご期待。


明日はサンガチサンチ   4.10

明日は旧の3月3日ですね。今日は日曜日なので、きっと今日のほうが人が繰り出しているのではと思い、いってきました。今年は大和村ヒエン浜。ここでは、結構いっぱいのひとが浜にいましたね。でも、ホント、残念なのは、サンゴがサンゴではないということ。ヒエン浜に限りませんが、やはり白化現象の影響でみるも無残なサンゴの死骸が累々としているのです。みんな下をみながら、貝を探しているのですが、もっている袋の中にはサザエなどの大きな貝はなく小さいなものばかりのようだし、かける言葉も少なくなっちゃいますよね。
 と寂しい思いをしていると、目の前でなにやら引っ張り出しているおじさんがいるではありませんか。もしかしてタコ?わくわくしながら、じっともつめていると、ああ、やはりタコがぬるっと出てきたのです!。タコはいるのですねえ。この方、さっきからはじめてすでに、2匹目とか。いやあ、よかった!よかった!
明日は月曜日ですから、仕事にまい進するので、海へは行けません。でも、今日、行けてよかった!!奄美ではこの日、海にでないとフクロウになるという諺があります。なんで、フクロウなのかはわかりません。夜行性の森の動物になってしまうということでしょうか?場所によってはカラスになるということも聞きました。カラスは最近どこでも多いけど、やっぱりカラスはいやですね。ルリカケスは、カラス科ですが。

今日から4月!   4.1

ううう、なんと今日から4月。既に一年の4分の一が終わってしまったのですね。毎年、同じことをいっているような気がしますが、いやはや、時間が惜しい〜!
来週から、今以上に仕事ができる体勢が整うはずなので、頑張らなくては!ホライゾンもそろそろ原稿が入りだしているのですが、目下、格闘中なのは、「奄美の自然」教材。花に水をあげるように、子どもに環境教育を。


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