2004年4月の編集日記

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郷土料理特集です。 4.29

次回ホライゾン19号は、郷土料理特集です。みなさん、これに関しては当然ですが、とても興味がありますよね。写真はサンキラと呼ばれるヨモギ餅。サネンバナの葉ではないことろがミソ。香りがあまりきつくなく、太クンはおいしいといってます。わたしは、どちらもおなじようにいいですが、こちらは食べやすいかも。今回は、豚料理やらお菓子やら、ふふふの郷土料理を大特集します。食べながらの取材はとてもおいしい、面白いですが、ちょっとおなかがパンパンかなあ。で、今、入稿準備。いろいろ急ぎの仕事が入ってくるので、なかなかじっくりできないので、遅れ気味です。やっぱり連休はもちろん、この仕事だろうなあ。あ、それからもうひとつの特集は、奄美創世記。島の成り立ちと地質学。これ、とっても興味あるのですが、なかなか紙面にするのが大変で、四苦八苦しております。いろいろな説もあるので、これまた大変。はじめてことをちょっと後悔していますが、でもめげずになんとか乗り切らなくては!皆さん、こうご期待!

今日はサンガチサンチ  4.21

奄美各地では、今日は旧の3月3日の節句。昔は、ヨモギ餅をもって皆が浜に出て潮干狩りをしたそうです。ヨモギは身体を浄化するという厄払いの意味があったのでしょう。昔、マッタブ(蛇)の子を宿した女性が3月3日の日に潮に浸かるとその子種が流れたといういわれがあるようです。ヨモギは匂いが強く、薬効になるので重ね合わせたのかもしれませんね。しっかし、恐ろしい話ではあります。
で、浜にでないとフクロウになるとか(瀬戸内ではカラスになる)、いわれるのです。
昔は、お弁当を持って家族総出で潮干狩り。きっとおいしかったでしょうね。太クンとわたくしは、この日、瀬戸内方面を廻ってきました。午後2時ごろが潮が引くようだったのですが、今年はそれほどでもないらしい。左写真は嘉鉄、右が阿木名です。ガスっていたので、いい写真にはなりませんが、ま、見てください。瀬戸内など南部はなぜか、白い砂浜ではなく、御覧のような岩がゴロゴロ。笠利などとの大きな違いです。
 サンガチサンチは与論では初節句の女の子にわらじをはかせ、ざるにヨモギ餅を入れるとか。奄美でも初節句の女児の足を水に浸けて、無病息災を願ったりもするようです。




奄美和光園での野菜作り   4.20

 国立ハンセン病療養施設「奄美和光園」で、18日、入所者と小学生親子が野菜づくりをして交流を深める「ふれあい和光園」の開塾式がありました。この日のために何回か和光園に通いましたが、偏見の差別に【苦しんできたかたたちにとって、子供たちとの交流は願ってもないものだったでしょう。作田隆義さんという入所者でつくる自治会長(82)は、「この園で子供の声がきけるだけでも素晴らしい。寝たきりの人もいるけど、子供の声は聞こえるはず。今日は本当に良かった」と喜んでおられました。いろいろな思いが渡来してきたでしょうが、これから収穫祭のバーベキューが楽しみと笑っていたのが印象的でした。
 親子は夏野菜である、ミニトマトやピーマン、ナス、コーンなどの苗を植え、お土産に入所者の方が作られた大きなキャベツをもらい、みんなびっくり。モンシロチョウが群れ舞っている畑は、無農薬であることの証。
スコップで土起こしをしていて、巨大なミミズがでてきたまたまたビックリ。これから毎週、園は活気付くことでしょう。

面白いです。  4.15

 先日、随筆かごしま社から私宛に本が届きました。忙しくてなかなか読めなかったのですが、今日、ホンの10分ほど、読んでみましたら、これがとっても面白い。一年半で鹿児島の96市町村をすべて巡り、そこで一句とエッセイが書き綴られているのですが、ただの情景描写ではなく、歴史や文化、人間模様が描かれているのです。やはり、すごい方だなあと思いますね。京大に在学中に、既に里国隆の唄をきいていたというところにビックリしました。もう、25年以上前のことなのですから。
 著者は、福永法弘さん。このお名前にピンと来る方は、なかなかの奄美通。で、俳人かというと勿論、そうなんですけど、小説も書かれていて、いえいえ、でもお仕事は、ナント、日本政策投資銀行の南九州支店長ということで、奄美にも度々来島して、これからの奄美にいろいろ提言されている方なのです。というと、なんかおじいちゃんのようなイメージなのですが、いやいやこれが甘いマスクのかなり若い感じのハンサムな方なのですよ〜。(ま、実際はわたくしとそれほど変わらないお年でしたが)
 一度、シンポジュームでごいっしょになり、そのあと、新穂花でお話したことがあります。そのとき、奄美でも俳句会を立ち上げようという話になったのでした。その話は、酒の上での単なる盛り上がりに終ってしまいましたが、ご自身はこうして、どんどん吸収しつづけ、脱皮し続けているのですね。
 とりあえず、奄美14市町村のところだけ読んだのですが、はい、文章も面白いです。頭がいい方はこうして、いろいろな才能を鍛えられるのでしょうか。しかし、送ってくださったのは、もしかしてまだ奄美での俳句同人会(たしか、名前までそこに同席したみんなで考えたのでしたが忘れました)覚えていてくれたからかなあ。パラパラでも一口サイズで読めるので、ちょっとずつでももっと読まなくっちゃ!。


百合の香りが強烈です!!  4.14

土曜日にもらった百合の花の香りが一面強烈に香っています。これは佐仁の奥フサさんからいただいたもの。受賞を逃した太クンへということでいただきました。まだほ蕾だったのですが、今は、ほとんどが花を咲かせています。玄関とリビングに飾っていたのですが、あまりに強烈なため、階段に出してしまいました。それでもあたり一面にその存在を訴えております。百合ってうるさいくらいにすごい香りなのですねえ。ま、わたくしはこれほどではないと思っておりますが…。
 昨日、国土交通省の新しい課長と県の方たちがお見えになりました。総勢4名様。背広姿背広姿の男性がたが4人もこの事務所にみえると、なんだかものものしかったです。来月中旬に開催予定のアマシン会議の話やら、今後のことなど約30分間。分刻みなのでしょうね。またアタフタと帰っていかれました。

黒うさぎ工房  4.9

あっという間に一週間が過ぎていきましたね。でも、大きな山は越えたので、ちょっとうれしい今日この頃です。huwa〜〜!!なんだか欠伸がふ〜わふ〜わと出てしまい、やはり春なのでしょうか。
 昨日、事務所を閉めようとしていたところへ、「黒うさぎ工房」のMさんという方が突然みえました。この工房は、地場産の木材を活用して家具やら生活雑貨などをつくっているところです。で、、絵や写真額に使えないかとリュウキュウマツを使って写真のような試作品を作って営業にこられたのです。御覧のように、リュウキュウマツは木目が美しいです。まあ、一点が18000円くらいになるようなので、個展などをやるにしてもこれだけで個展をひらくのはちょっと難しいのですが、入口とかメインの目立つところにアクセントとして活用する方法があり、イイ感じになるかもしれません。小さいサイズの写真たてなどのお土産品もつくっていきたいとのことでしたが、是非オリジナリティをもった作品を仕上げてください。それぞれの分野の努力がこれからの奄美を創造していきます。



頑張りました!  4.5

う〜。年度末の仕事を3件抱えていて、それもわが社でデータをつくるという仕事であったため、もう、超大変でした。ナント、昨日は(いえ、今朝か?)朝の5時までかかってしまいましたよ。一昨日も朝方までパソコンにむかっていたのです。いやあ、忙しいというより、切羽詰まったという必死の形相。ときどき、画像が取り込めず、固まってしまったり、いやはや、今の私の技術と我が社のIT環境からはとても難しい仕事ではありましたが、いやいやこれも勉強。四苦八苦するなかで、覚えていくものなのでしょうね。次女に助けてもらいながらもなんとか頑張りました!もっと若いときに勉強しておけばよかった!という反省から、歳を省みず、頑張らなくてはならないのです。
 こういうときに役にたつのが、鶏飯。息子が大好きなので、古いご飯でもいっぱい食べてくれるし、朝昼晩鶏飯でも文句は出ないです。そうそう、食べ物といえば、昨日、佐大熊にある西村商店でとてもおいしいと評判のキムチを買ってきました。韓国の女性が奄美の素材で調味料は本場から取り寄せて作るのだそうです。一番の売れ筋は、もずくキムチだとか。初心者なのでそれと白菜キムチを買って、さっそく食べてみました。へ〜、これが本場の味なのか〜と感心しながら、パクパク食べました。このもずくキムチのもずくは、奄美産。他のは、腰がなくて溶けてしまうらしい。思ったより辛くないし、健康にいいものばかりだし、これに納豆をいっしょに食べると、疲れないそうですね。黒豆もなかなか手に入りにくくなっていますが、このキムチは是非是非いっぱい食べましょう。西村商店の奥さんは、かわいいエクボの方で、そういえば昔、結婚式のお写真を御撮りした方でした。笑顔がとてもステキな頑張る奥さんです。
(写真は次女と息子と太おとうさん。一仕事を終え、娘は昨日沖縄へ帰っていきました。ワインを飲みすぎて酔っ払った私が撮りました。失礼!)

4月は移動の季節   4.1

エイプリルフールの今日でしたが、ウソをいっている暇もありませんでした。まだまだ年度末の仕事を抱えております。が、転勤が決まって辞令がでた方が挨拶にみえ、例年のように慌しい年度始めであります。特に奄美大島復帰50年までをめどに配属された県関係の方たちは、どっと移動のよう。Kさんは、今度、文化財課だといってうれしそうでした。天然記念物などの関係はこの課になるので、今後ももしかしたら、お世話になるかもしれません。奄美パークにNさんは、もとの美術の先生になられるようで、画家としての仕事を早くしたいようなお顔でした。みなさん、島唄のファンになったり、黒糖焼酎のファンになったりで、おおいに奄美を満喫されたようです。
 また、新しい部課に決まった方々は早くも名刺の注文におおわらわでしょう。オキエラブにいる大島新聞のM嬢いわく、「この季節、みんな忙しくて相手にしてもらえないのよねえ」ですって。ふ〜ん、そうなんだ。適材適所に配置された方は、仕事が面白くてやりがいがあるでしょうけど、そうでないかたは、3年間?ひたすら我慢なのでしょうね。そうそう、県職員で奄美観光大使に任命された方がお二人、新聞にのっていましたね。どちらもお世話になりました。Mさん、大きな犬といっしょに鹿児島へお帰りです。みなさん、お世話になりました。お元気で!鹿児島に帰っても西郷さんのようには、奄美を忘れてほしくないですね。!?

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