2002年11月の編集日記

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琉球大学地学巡検は加計呂麻島へ  11.30

 今年、琉球大学の地学巡検では、喜界島と奄美北部でしたが、私と南海日日の高槻さんらの強い願いで、来年の巡検は加計呂麻や奄美南部に決定しました。昨日、加藤先生(写真)が奄美入り。瀬戸内町との共催になりそうです。町立図書館の町学芸員とか、東大医科学研究所の服部先生などをご紹介して,いざ加計呂麻島へ予備取材というとき、前田芳之さん(樹木医で植物や昆虫に詳しい)が是非いきたいといってくれました。これで、瀬戸内最強トリオが勢ぞろいです。町(まち)さんは、民俗学、服部さんはハブを中心に昆虫やら自然全般、植物は前田さん。私は、ホライゾンの色校正が出てくる日だったので、午前中で帰ってきましたが、徳之島からハブ研究で疲れている服部さんを除いてあれから男3人はいい旅をしたことでしょう。是非、加計呂麻やら請島あたりまでいっていただき、島の成り立ちの秘密を教えてくださいませ。
 そうそう、服部さんのところで、またまた面白い話をききました。ハブのお腹から、胃液で溶けないものは何だと思います?それは、ネズミの毛と自分のキバだそうです。どういう胃液成分なのでしょうねえ。全く分かりませんが、ハブはまだまだ進化途上の生物だそうで、島々に分かれてそれぞれに進化状態が違ってきているのですね。これが面白いです。島によって性格も違ってくるのは以前ききましたが、いろいろ発見があるのですね。不思議!
追加。そうそう、毒蛇の皮は非常に弱く、三味線などには適していません。ニシキヘビは獲物をグルグル巻にして絞め殺してから食べるので、皮が丈夫なのですが、ハブのように毒で殺す毒蛇はその必要がないため、皮は非常に弱いそうです。だから、大きなハブでも三味線の皮には決してならないとのこと。また一つ発見しました。ふふふふ。




 アブシーゴーヤーとカンカラ三線 11.28

沖縄へ行ってきました。疲れました。市場でアブシーゴーヤーといわれるかなりぶっといゴーヤーがありまして、アブシーとはどういう意味?ってきいたら、ハリセンボンだって。あの奄美でも異常発生しているハリセンボンに似ているからといわれ、なあるほど!わかりました。これは、苦くないそうです。細いのは苦いので、これが結構人気。でもね、ちょっと高い。一本600円でしたもの。帰りに買ってきましたけど、結構歯ごたえがあるのですね。柔らかいけど、シャキシャキしています。でも、私は苦いのが好き。わたしらの新婚の味がニガウリでした。あの苦さが新鮮ですよ!!
 次にカンカラサンシン。これが、結構売っているのですよ。それも6800円とかで。ビックリしましたねえ。音はちゃんと出るそうです。ま、話のネタにはいいですけどね。この金額出して、お母さんは買いませんよね。夜、知人にいわれた「寓話」にいってきました。思っていたより、かっこつけないお店でピアニストの屋良も奥さんもとってもやさしそうで、びっくりしましたよ。この感じはあまりでは、ちょっとないかなあ。ジャズっていうと、少しかまえてしまいますよね。でも、ほんと、舞台だか、店の隅っこなんだかわからないようなところで、客席も演奏者も一緒といった感じ。いいねえ。気取りがないのが本当はジャズなのでしょうね。屋良さんは、12月6〜7日にアシビでライブをやるそうです。奄美からボウカリストのヨウコさんといったけ、いっしょにするそうです。ほんと面白い出会いでした。ヨウコさんは、山元孝子さんのところで、琉球舞踊を修行していた方で、今しかないと先生にいわれ、ジャズシンガーに転身したようです。人生面白いですねえ。山元先生もよく知っていますよ。女がみてもカッコイイ度量が大きい方ですよね。
みなさん、アシビでお会いしましょう。

明日から、沖縄へ行ってきます。  11.23

すんませえ〜ん。ホライゾンの目途をたてたところで、ちょっと沖縄へ行ってきます。娘を励ましにいってきます。で、ついでに情報を収集してこれたらなあと、ま、したたかではあります。本部の水族館にもいってこようかしらん。そうそう、寓話というところも行っておかねば。などなどうれしくなってしまいます。ただ、月曜日から火曜の昼までいないので、息子がちゃんと起きられるか、おとうさんがちゃんとご飯の支度をしてくれるかいささか不安ではあります。でも、こういう重しがいいのでしょうね。でないと、私は放浪癖がちょっとあるようで、どこでも飛んでいってしまう気がします。
 ハリポタ、みましたよ。シネマパニックで、3時50分から、子供達がいっぱいでしたが、頑張って、席がないのに、地べたの階段に座ってみました。ハリポタは主人公の男の子がとても美しいので、大好きですが、あらすじは大した事ないですよね。あのクモや蛇も、特撮になれているからね。今度は見ごたえのあるやつ、みたいなあ。

完成に近づきつつあります。11.22

 昼間は電話と訪問客に追われながら、なんとかホライゾン16号が姿を現しつつあります。まるでゴジラか怪獣かという感じ。次第次第に姿があらわれてくるのです。このあたりが一番好きですね。初めは、大丈夫かなあと思うのですが、ここまでくると、へえ、けっこう、いいじゃない!!なんて自画自賛してしまうのです。まあ、執筆者のみなさんのお陰なのですが、うれしいですねえ。ところが、16号が完成にかかると、既に次の号の企画取材をしなければならず、下調べがはじまります。特に来年は、日本復帰50周年なので復帰をテーマにと考えていますが、余堅苦しくなく、奄美を知らない人にも読みやすく興味を示してもらえるようにするには、どうしたらいいかなどと考えます。なにかありましたら、みなさん、メールを下さい。
 ところで昨日、八丈島からおくってきたというアシタバをいただき、軽く湯がいてドレッシングで食べました。大人の味かなあ。ちょっと苦味がイイ塩梅です。そういえば、おとといは、ニンニク酒を宇検村から送っていただき、今も飲んでいます。その方は、これが一番といってウィンクしてましたっけ。ちょっと匂うけど、パワーが出るならぜ〜んぜん構いません!
 明日はハリーポッターが奄美でも上映されます。息子には振られましたけど、ちょっとしたほっとひと息つけて、見に行くゾウ!!しっかし、原作者はもうかるでしょうねえ。奄美もなんか島々文学賞なんか設けて、一大冒険小説やら、ケンムン小説など書いてみてはだめでしょうか。ひょっこりひょうたん島のような奄美の冒険怪獣物語!!

カンキツグリーニング病と
タイワンカブトムシ  11.20

 生垣などのゲッキツにいるミカンキジラミという小型の虫が、カンキツグリーニング病という病気にかかっている木から、木へ病気を移すということをご存知ですか。新聞等では聞いていたのですが、いやはや、初めてみました。体長4ミリというのですが、それより小さいような感じ。この虫自体は、けっこう奄美にもいるらしいのですが、カンキツグリーニング病にかかっているのは、与論までの木らしいのです。これにかかると、実はなんともなくても、葉っぱがだんだん黄色になり、小さくなっていきます。そして枯れていくらしいのです。そしてこの虫の媒体によって、いつのまにか、みかん園が廃園になる可能性もあるとか。恐ろしいです。この病気は、沖縄から与論まで発生しているようですが、奄美にまできたら、タンカン、ポンカンなどカンキツ類は大変です。
 それからタイワンカブトムシ。トックリヤシモドキやトックリヤシについてきた昆虫で、中の繊維?を食べ尽くして大きくなるようです。喜界島の街路樹などに植えたものがまったく美的とは反対の姿になっているのを、今日支庁のOさんが持ってきてくれました。これだから、移入種は恐いのですよねえ。
 また、セイタカアダチソウというものは、、あたらしく道路ののり面にいっぱい生えているようです。のり面が土砂崩れで流れてこないように、植物のたねを吹きつけて植物をはやすのですが、ここにセイタカアダチソウの種も混ざっているのでしょうね。内地でつくられたこの散布剤によって、今後奄美の植物の生態系がくずれなければいいなあと、太くんは心配しています。将来のススキになってしまいかねないなあと
やはり奄美在来の種を大事にして、島興しを考えたほうがいいですよね。外から持ってくるものは要注意です。在来種よりずうずうしく強いのです。勢力を伸ばしていくわけですね。ま、私も外から来たので、要注意!かもしれませんが。

徳之島カムィヤキ古窯跡群シンポ  11.18

  昨日、日帰りで徳之島伊仙町へ上記シンポへ行ってきました。一時に寝て、4時半に起きたから寝不足だったのでしょうが、けっこうギンギンでいられたので、まずはよかったです。朝、船に乗り込むと、鹿児島から乗り込んだ山中六さんやら、名瀬からの女性組「ゆらおう会」のメンバーもいましたが、男性陣は、昨日からの飲みの続きでいるような輩などもおみかけして、ちょっと心配しました。
 さて、船を下りると役場手配のバスが待っていてくれるとの事でしたが、これがちょっと不案内でした。知らない人がほとんどだったのでは?もったいないですよねえ。奄美女性グループの「ゆらおう」のメンバーの方々をお誘いして、基調講演5分前にやっと着きました。
 今回カムィヤキシンポは、以前名瀬でやったことをもっと広く知らしめるという意味もあったでしょうが、やはり国指定の声がかかっているのですから、文化庁の考えやら新しい推論がでてくるものと、ワクワクしてお聞きしましたよ。

 カムィヤキとは、南西諸島全般に11世紀から13〜14世紀に渡って、大ヒットした類須恵器(長石などを含む粘土をこねて、窯での中で1000度以上の高温で焼いた器)で、発見功労者の義憲和さんによれば、伊仙の亀焼という地名のところからでてきたので、方言名のこの名にしたそうです。
琉球が成立するより以前、この徳之島から一大ヒット商品が生産されていたというのは、すごいことですよね。それも、朝鮮半島の高麗の技術とかなり似ているようで、この時代、東シナ海を股にした大航海時代があったわけです。そしてこの技術の流れは陶器だけではなかったようですね。海は、陸路よりスムーズにはやく進む交通手段ですもの。きっとこの海域は、様々な技術やら人物が往来して、昔のほうがもっと生き生きと華やかだったでしょうね。(寸劇もありましたので、左写真。)

 全国的にみても、中世においては、瀬戸、常滑(太平洋域流通圏)、珠洲(日本海域流通圏)、備前(瀬戸内海流通圏)と、このカムィヤキの南西諸島流通圏の4大焼き物流通圏であるという認識が確立されたわけですから。そして、昨日の発表では、焼き締めがよく、他の産地にひけをとらないとか。カムィヤキのルーツは韓国南西部とか。また、中世のグスク跡には、この焼き物の破片がいっぱい落ちているとか。きっと使っていたのでしょうね。なんたって、水を通さず、とっても頑丈だったのでそれまでのもろくて水を通す土器しか知らなかった当時の人たちは、絶大なる魅力を感じたはず!主婦感覚でもわかります! 

 さて、それぞれの発表は、それはそれで面白かったのですが、今ひとつ発見に欠けていてちょっと残念。最後のシンポのほうが、よっぽど聞いていたかったのに、もう、船の時間がきになってですねえ。
 つまり、誰がなんのために何故伊仙で、何を交換商品で手に入れたかなどはまだまだ未解明のままなのです。これが、今後の大きな課題でしょう。

で、最後に登場した義先生は「なんのために」という疑問に対して、戦国時代の戦国物資を確保するためといっていました。カムイヤキを売って、刀や弓、バッグなどに使う奄美近海でとれる高級商品だったサメ皮やら、隆起サンゴ礁のカルシューム土壌で育った丈夫な牛を確保するのだと推論。これは、ま、いろいろ議論のあるところでしょうが、さすがと思ったのは、「文献にたよるのではなく、自然科学的にかんがえるべき」という言葉ですね。そうなんです、文献に書いてあるものだけで、推論するより、やはりフィールドワークなのですよねえ。ふう!

 そうそう、そして言葉を継いだ文化庁の人(なかなか感じよかった)が、「今、僕は非常に感激しています」といったのが、とても新鮮でした。「今まで陶器は、美術史的観点からその重要性を認めていたが、生活、歴史などの様々な評価もいれるべき。重要な遺跡を守って来た人たちともに、それを活用していくことが大切だと思っている」といいましたよね。この言葉は、この遺跡の保存を国がしていきたいということの表れですよね。やった!と思いました。だって、これもそれも、島に誇りを持っていた義先生の情熱と根性によるものですもの。(写真右端が義さんで、その隣りが文化庁<若い!>、その隣りが白木原熊大教授)すっごいよねえ。総勢何人もの様々なの研究者を伊仙に呼び込んだんですものね。ノーベル賞ではないけれど、「常識を疑う。定説を疑うことから、発見があるのでしょうね。ただの溜池から、魔法の眠りを覚まされたカムィヤキは、何を語るのか!!。

  あ〜!!でも時間は容赦なく迫ってきてしまって、あとでTさんに教えてもらおうっと!今回、ホライゾン「不思議発見」ではこのカムィヤキのことにもふれます。さて、次は船でやって来る人達のことを考えた時間割にしてくださいませね、伊仙のO町長さん。
 

大島紬リーフレット11.15

素敵な紬リーフレットが出来上がりました。これから、せっかくだから当社が制作したものを少しご紹介しましょうね。車輪梅の花に抱かれて、美しいモデル(なんと地元奄美の主婦と、独身女性、近く結婚予定とか)でいい感じに仕上がりました。これ、すべて女性たちだけ7人のメンバーの会(奄美の古衣(こえ)といいます)が主体となって、興したもの。やはり女性が頑張らねば、この時代だめですよね。わたしもできるだけのお手伝いをさせていただきたいとは、思います。白紬あり、藍染めあり、もちろん泥染めもありです。さっそく東京へ、販路拡大に行ったようです。頑張って!!(ちょっと写真がぼけましたが、本物はぐぐっといいです。

オキエラブ島  11.14

なんと、一週間のご無沙汰なのですねえ。いやはや、あまりにも日にちが過ぎてゆきます。困ったもんです。さて、今週の月曜日から一泊で、オキエラブへいってきました。世之主の家来であった後蘭孫八の屋敷跡にいったり、沖永良部酒造で海洋深層水「はなとり」の出荷風景や、亜熱帯植物園をみてから、花き流通センター、県ブランドの「春のささやき」農家などをみてきました。さすが、農業立島、沖永良部島ですね。やる気がテーげーの南の島のイメージとはちょっと違う。正名集落なんか、ちょっと前まで、鳥よりも早く起きて働く事を合い言葉に、村おこしに励んできたのですね。なんと、以前は「馬鹿村」といったそうで、この屈辱を跳ね返すため、身を粉にして働いた結果、明るい農村天皇賞を受賞したのです。オキエラブは、北部の国頭集落も同じく天皇賞を受賞しています。国頭は、フーチャという潮が岩にあたって、塩害をおこすえぐれた海岸岩石にかこまれたところで、耕地もないところでしたから、まさに奇跡の」ような努力だったのでしょうね。昔は、塩づくりしかできず、海水を岩に打ち付けて、太陽で乾燥させることを3回繰り返し、濃縮したものを煮炊き、出来た塩を島内で売って現金化あるいは米と交換したという本当に大変な集落だったのです。頑張りやが多いのですね。汗水の島という言葉をはじめて聞きました。
 収穫はいろいろありましたが、シークワブ(沖縄ではシークワーサー、ヒラミレモンのことらしいです。シーとはすっぱいという意味だとか。糖尿病にとてもいいそうですね))の栽培をてがけていること。今、ワインを検討中らしいです。知名町長と初めてお話しましたが、なんか普通にしゃべれてしまいました。ははは。よかったのかなあ。クリーンセンターなんか、殆ど機械化していて、名瀬よりすごい。ダンボールも燃えるゴミといっしょに焼いているようでしたが、リサイクルが結構徹底しているようです。ビンや缶なども福岡のリサイクルセンターへ送っているとか。駆け足の奄シン視察でしたが、こんな機会じゃないと廻れない所にいけてよかった!写真左は、沖永良部酒造の徳田社長の奥様がでしてくれた、ブシュ柑漬けなど。田芋のお餅(黒蜜入りがおいしかったっす!!)ホライゾンの大事なスポンサーです。写真右下は、メークインの種芋を切って植える準備をしているところです。冷蔵してから解凍するとすると、じゃがいもって、いろいろな面から芽がでるそうです。すごいねえ。でも、機械貧乏にならないように、みなさん、頑張って下さい。

クロウサギクッキーの登場!!   11.8

なんと、タイセイ観光さんから、クロウサギの赤ちゃんをイラストにして、クッキーが新登場しました。まあ、かわいい!!でも、これって、まさに「時を超えて生きるアマミノクロウサギ」(小学館)に出てきた写真そのままですよねえ。もちろん、事前にお話があったのですが、こんなになっているとは!タイセイさんは、以前から、アオサラーメンなど、島の素材を使ってのお土産つくりをしてきました。これも黒糖入りとアオサ入りのクッキーです。いやあ、かなりおいしかったです。以前も実はつくっていたのですが、売れ行きがいまいちだったとかで、このイラストにしたら売れ行き倍増!!とか。すご〜いですねえ。これは、やはりコマーシャルのやり方なのでしょうね。商品の売り方の見本なのかもしれません。次々と新しいアイディアで、奄美を売り出してください。もちろん、中身がおいしくなければ、いけません。これは軽いしお土産にいいのでは?きっと貰ったほうも、うさちゃんの話で花が咲くでしょうね。



奄美は食の先進地  11.6

今日は、午前中に島唄教室でお世話になっている生元高男さんのところへいって、いろいろ島唄の話を伺ってきました。この方、宇検村生勝出身。坪山豊さんと、いっしょの出身ですね。面白いんですよね、話しが。島唄というとしめっぽい感じがするのですが、最近思うのですがそうとばかりはいえないのですよね。だって楽しい唄もいっぱいあるし、歌詞だってかなり際どくあやうい大人の恋唄もあるし、お囃子だって、面白い。あんまり、深刻ぶって歌うばかりではないなあと思います。だから、次号は、この辺も出していきたいです。食を担当している久留さんが、身内のご不幸が重なり、今回原稿が難しいことから急きょ予定変更が出たこともありますが、いやあ、島唄ってほんとに奥が深いですよ。鶏になって、いとしい人を卵のようにずっとだいていたいとか、いや、卵は10日?もすれば孵って親鳥はどこかへいってしまうよ、、そんな言葉に騙されるなよとかねえ。ははは!もっともっとあるけどやめます!とかいいながら〜。
 カシャと餅ってご存知ですよね。始めは恥ずかしくしているけれど、一晩もすれば、「かしゃと餅」のようにひっついて離れないだって!!これって、初めて聞いた時赤面しませんでした?カシャとは、餅をくるむ葉っぱですよ!奄美でよく食べたるよもぎ餅の葉っぱ。!!
 で、午後は、元鹿児島大学学長(あいち健康科学総合センター長名古屋学芸大学学長)など肩書きいっぱいの)の井形先生のご講演。奄美長寿食研究会の創立記念講演でもありました。なんせ、わたしも会員。奄美は長寿食の先進地だとおっしゃいます。(このあたり、アマシンのなかに取り入れないものかな等と思いながら、メモとっていますたが。)?)
 かなりのスピードでお話されましたが、奄美の100歳以上の長寿者は群を抜いているが、長寿日本一だった沖縄は転落。特に男性がだめらしい。これって、もしかして沖縄に50代あたりの自殺者が日本一だったこととも関係あるかもしれない。また、沖縄はファーストフードの先進地、ハンバーグはこの島をだめにするかも!スローフードの郷土料理がやっぱりいいのですね。本郷かまとさんや、重千代さんみたいに、運動をいっぱいして、質素な食生活で、黒糖と焼酎がいいかも。
 日本人には節約細胞があって、欧米並みの食事は合わないのです。少しの食事でいっぱい仕事ができる節約型の遺伝子。すごいですよね。ハンバーグやスパゲッティなどの簡単で柔らかい食事ではなく、よく噛む繊維質の和食がいいのですってね。だからというわけでもなかったのですが、今日は、カボチャとオクラの天ぷらと、里芋の煮物。蕎麦の芽と豆腐サラダ。小松菜のおひたし。魚の味噌汁でした。焼酎は晩酌程度。今日のは、徳之島の「奄美」でした。なんとこれももらい物!すごい!野菜しかなく、単に買い物に行かなかっただけなのですが。理想的かも?そうそう、最近よく納豆たべていますけどね。安くて健康にいいし、記憶力回復にもいいとか。みのもんたの番組でいっていましたよね。へへへ、けっこう良く見ます。
  ピンピンコロリの長野県は死ぬまで元気というのがいいですね。100歳まで生きていてもただ生きているのではダメ。元気でいれば、医療費だって国家的な節約になりますものね。病気にならない予防医学は、個人のためだけではないのですよね。もっといろいろお聞きしたかったですが、大島支庁のOさんが、しっかり1.5時間を強調してました。では、この次またのお楽しみということで!(そうそう、日曜日の10日は、中央公民館にて島唄大会があります。日本民謡民舞奄美大会。今年はだれが、全国大会へいくかな?)

寒くなってきましたね。 11.5

奄美にはフヨウの花が美しいですが、ホント風も寒々しくなってきましたねえ。去年よりなんか早いみたい。まさか。私が寒さに弱くなってきているからではないですよねえ。今週から来週にかけて、いろいろでかけます。まずは、明日は、奄美長寿食文化研究会(久留さん、大丈夫かなあ)、土曜日には、奄美と津軽三味線とのジョイントコンサート(しびれるかも!)、11日から、沖永良部島へ出張(アマシン視察)、16日には徳之島へカムィヤキシンポ(うふふ!楽しみ!)。17日は、サンゴリーフチェック。ホライゾンも佳境なのに、大丈夫かとも思いますが、ま、なんとかなるでしょう。書き込みが全然できなくてすみませんでした。今週は少しはいけるかも。ではまた!!

そうそう、聞いた話ですが、バンジロウの葉っぱが、クワガタやナナホシテントウのいい餌になるようで、内地へ葉っぱを送っているのですって。ふーん。

 

 



既に11月になってしまった!!  11.1


なんかずっと書き込めなくてすみません。なかなか時間がとれなくて。これでもほんと、分刻みで動いていたのです。なんか貧乏暇なしってことなのでしょうか。仕送りのこと考えると、キバランバ!なんて思うのですが、ま、若さに対するあがきという感じもしていて、ちょっと複雑。はああ〜。純粋に島を楽しめる事ってできるのかなあ。なんでも仕事に絡めて考えちゃうのです。馬鹿というのか、真面目というのか。はああ〜。でも、実は昨日、東京の出版社の仕事で、「自遊人」という雑誌の撮影の手伝いをしていました。「かずみ」で、魚料理8品。刺し身、ハアウルメの唐揚げ、ニガウリと魚味噌、イセエビの味噌汁などなど、みているだけでよだれ!よだれ!が出そうなのですが、ぐっとこらえていました。
 終って、ビールいっぱいのおいしかったこと!宴会の席に現れたのは、もとキョラという美女?デュオの一人だった人。藤、明美さんたちご一行5人。女ばっかり!彼女、今奄美に住んでいるのです。有屋だったかな?お父さんは、大熊出身の藤都喜エ門さん(大島紬、都喜エ門ブランドを築いた人)の娘さんなのです。島に呼ばれるようにして、来てしまったそうです。そういうことってやっぱりあるのですねえ。またまた、食べ物のことで、すみません。
 ついでに、このまえ、奄美のマツタケ!をもらいました。奄美のマツタケは残念ながら、あまり香りがないのですねえ。かるくあぶって天然塩と花良治みかんをたらすといいかも!
 それから、もらったついでに白状すると、沖永良部酒造さんから、「はなとり」という新発売の焼酎をいただきました。沖縄、久米島の海洋深層水をつかっているそうで、みるからに美味しそうでしょ。20度なので、女性向きでしょうか。はい、毎日、試飲させていただいています。なんせ、半ダースいただきましたから。ご賞味させて頂かなくては失礼に当たりますよね。焼酎メーカーは、いろいろ切磋琢磨しているのです。見習う所はいっぱいありますよね。


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