2015(平成27年)5月の九州D&S列車の旅

 

2015 GW JR旅 


5月2日 土 

鹿児島中央
 9:25 
  ↓ はやとの風2号
11:08 
吉松 乗り換え 
11:49 
  ↓ しんぺい2号
13:05 
人吉 乗り換え 
14:38 
  ↓ SL人吉
17:14 
熊本 乗り換え 
17:23 
  ↓ さくら566 700系
博多 
18:01 


博多泊 





5月3日 日 

博多
 7:54 
  ↓ 白いかもめ7号
 9:50 
長崎 乗り換え 
10:00 
  ↓ シーサイドライナー
11:23 
ハウステンボス 乗り換え 
11:46 
  ↓ ハウステンボス14号
13:34 
博多 乗り換え 
14:36 
  ↓ ゆふいんの森5号
16:44 
由布院 乗り換え 
19:41 
  ↓ ゆふ5号
大分
20:26 


大分泊 





5月4日 月 

大分 
 6:40 
  ↓ ソニック8号
 8:53 
博多 乗り換え 
 9:09 
  ↓ さくら541
 9:47 
熊本 乗り換え 
10:28 
  ↓ あそぼーい101号
12:00 
宮地 乗り換え 
12:52 
  ↓ 九州横断特急4号
14:29 
大分 乗り換え 
15:05 
  ↓ にちりん17号
18:36 
宮崎 乗り換え 
18:55 
  ↓ きりしま19号
鹿児島中央 
21:05 


鹿児島帰着 

51 · 

予告です。明日から「鉄」の旅に出掛けます。JR九州の3日間乗り放題バースデーパスってので、DS列車ってのにたくさん乗るつもりです。LIVE中継?するでしょう。お楽しみに。。。。またしても、適当な一人旅・・・

堂薗 幸夫さんの写真

 

52 · 

鹿児島中央駅から、はやとの風にのります。シアトルコーヒーで朝ごはん。
のんびりと書いたけれど、スケジュールびっちりのタフな旅程なのです。ちなみに今日の予定は、はやとの風、しんぺい、SL人吉、新幹線グリーン車。到着は夜ですね。(~_~)鹿児島を朝出て夕方博多。なんとも贅沢。

堂薗 幸夫さんの写真

 

フォームの始まり

フォームの終わり

 

 

52 · 

はやとの風乗車
90
%ぐらいの乗車かな?観光列車です。桜島を見ながら吉松まで、出発。。。

堂薗 幸夫さんの写真

フォームの始まり

フォームの終わり

 

52 · 

はやとの風を降りました。人吉駅です。
嘉例川駅、霧島温泉駅では、観光客向けに地元の方のおもてなし(がねが美味)で、観光列車を歓迎している様子が良くわかりました。

はやとの風は人吉で折り返し、いざぶろう号に乗ってきた客を乗せ、鹿児島中央に向けて出発しました。
僕は、逆に乗り換える人吉行きのしんぺい号(同じ列車だけど)に乗ります。途中のスイッチバックの大畑駅や矢岳の車窓が楽しみです。

堂薗 幸夫さんの写真

 

 

52 · 

人吉で降り、レンタル自転車借りて、人吉城。お城祭りという催し中。城跡から絶景。
この後SL

堂薗 幸夫さんの写真

 

フォームの始まり

フォームの終わり

 

52 · 

人吉駅を出ました。SL人吉で熊本までの2時間40分ほどです。
満席のSLはたくさんの子供達を乗せて、煙を吐きながら球磨川を下っていきます。素敵な時間が流れています、一勝地駅です。

堂薗 幸夫さんの写真

 

 

 

 

 

52 · 

新八代から熊本までの間も、SL人吉。
新幹線ならわずか20分ぐらいのところを、45分ほどかけて。
SL
に向かって、手をふレール運動というものをやっているらしく、沿道の方がみんな手を振ってくださる。
デザイン&ストーリー列車というものが根付いているのだろう。
ラウンジで煙を見る。豪華で洒落た作りである。水戸岡デザインは先週の高速船甑島号から続いている。

堂薗 幸夫さんの写真

 

フォームの始まり

フォームの終わり

 

52 · 

熊本で新幹線さくらに乗り換え。SL人吉にはSLの良さがあり、新幹線にはまた良さがある。
グリーン車に指定し、なんと電動リクライニングのシートもいつもの2倍のふかふかさかもしれない!
おっとこうしているうちに30分で博多に着いてしまう!

堂薗 幸夫さんの写真

 

 

53 · 

博多のホテルに入っています。今日が終わる前に(もう明日になっている時間だけど)振り返っておこう。
SL
人吉で球磨川に沿って「蒸気機関での球磨川下り」ってのをやっちゃったわけだが、これは乙なものでしたね。歴史を感じさせる煙と、ゆったりとしたレールの継ぎ目を感じさせる定期的なガタンゴトンという振動が味わい深いものでした。
しかし、その後の熊本での9分間後に乗り換えた新幹線さくらは、グリーン車に乗ったもんだから、シートはふかふかのリクライニングは電動で、フットレストも付いてて快適でしたよ。しかし、最も違ったのが、わずかな数分の乗り換えだけで、およそ100年分のスピードの進化をした列車だったということ。これには驚きでしたね。SLと新幹線、両極端を体験しました。
晩飯にラーメン食べて、キャナルで映画を見て、GWの気ままな一人旅を楽しんでいます。
明日は長崎行って戻って、ゆふいんの森号が楽しみです。

堂薗 幸夫さんの写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

53 · 

博多は朝から雨が降っています。せっかくの博多どんたくの日ですが、普通の!観光客の方々は残念なことでしょう。僕も靴に染みてきて靴下が濡れてしまった。
朝から博多駅は人が多く、大きな駅です。白いかもめに乗りました。長崎へ向けての2時間の旅程です。車内では朝ごはんと今日の予定チェックでしょう。10分の乗り換えで、ハウステンボス経由で博多へ折り返します。なんじゃそら。白いかもめに乗ってみたかっただけなんですよ。

堂薗 幸夫さんの写真

フォームの始まり

フォームの終わり

 

53 · 

長崎をわずか10分の滞在で、後にしました。シーサイドライナーでハウステンボスに向けての出発です。
駅には出迎えのような、たくさんの人です。

堂薗 幸夫さんの写真

 

ハウステンボスを出ました。傘をさした多くの観光客に逆行する進み方で、ハウステンボス号に乗っています。
長崎からの僕の乗ってきたシーサイドライナーと、博多から来たハウステンボス号が同時にホームの左右に止まって、改札は大混雑している様子でした。
僕はというと、シーサイドライナーからハウステンボス号に乗り換えるという、普通そんな乗り方はしないだろうという、スーツケースの隙間を縫っての移動でした。
ハウステンボスに続く橋の上は傘が幾重にも重なり、並び、連休に残念なことでしょう。しかし、雨のテンボスもいい雰囲気に感じました。僕はまた窓ガラスの斜めの点線を見ることになります。
博多が1時間後かな。ここまで博多から3時間半ほどかかってたのに!

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真

 

53 · 

ゆふいんの森号で博多を出て、久大線に入りました。この列車は以前から乗りたかった列車で、しかし特に用事もなかったため乗る機会を逸していました。数段の階段を上がり、客室は普通の車両よりも高い位置から眺望が楽しめる作りです。でも、意外に揺れはないです。4両という編成は、久大線や駅舎の都合で長くはできないのでしょう。やはり大きなスーツケースを持ったカップルや家族連れでほぼ満席の状態ですが、そこで、駅弁たべながら、ビール飲んで昼間っから、超贅沢なことやってます。。
由布院では2時間ほど時間を作って乗り換えなので、温泉に入ろうかなと。

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真

 

53 · 

由布院にて電車待ち。あと1時間。
温泉に入り、とり天を食べ、地ビールを飲み、あぁこの世の極楽かもしれない。社会復帰できるか心配になってきた。。。
金麟湖を散策し、外国語の飛び交う土産物屋街を歩く。なんと知り合いの先生にばったり会う。世の中の狭いことよ。お互いにビックリ。
温泉に入ったあとは人の少なくなった通りは、観光客はホテルに帰り夕食と温泉なのだろう、夜は由布院の土産物屋街は静かになるのだろう。
逆に通りの渋滞!話を聞くと別府からの高速は霧のため通行できないため、すべてここに向かっているそうで、福岡方面帰る車がぎっしりと並んでいる。

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真  堂薗 幸夫さんの写真

 

 

 

 

 

 

大分駅に着いています。由布院から特急ゆふで、1時間の移動でした。
大分駅に着くと、驚き。アミュプラザが出来上がっており、大変な賑わい。前来たときは工事してたけど、こんな感じにおっきくなったんだ、と感心してます。
東急ハンズはあるし、クリスピードーナツはあるし、ん?鹿児島と同じか?
映画館はTOHOシネマズが入っていました。
ぶらっとしながら、からあげの店を見つけたので、ハイボールを飲みながら、巨大からあげに挑みました。さーてと、ホテルへ移動して寝るだけかな。

本日の移動は、博多から長崎、ハウステンボスを回り、また博多。その後ゆふいんの森号で、由布院で温泉に入り、大分へ。という、ようやく乗れたゆふいんの森号でした。

写真は、アミュとからあげ

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真

 

54 · 

大分を出発し、別府を通過しました。最終日の旅程がスタートです。
ソニックに乗っています。始めて乗りました。大分から博多までという路線は、鹿児島県民にとってはあまり馴染みのない、新幹線で九州北東部分でしょう。そのため、これまで見ても、乗る用事がなかった!振り子方式という揺れを吸収する方式をとっているらしく、意外に揺れませんね。カーブでの車体の傾きは結構あります。
昨日の雨とは異なり、爽やかな朝日が別府湾から指してきています。今日の動きは博多、熊本、また大分、宮崎、鹿児島という、何周?という普通の方は乗車しないパターンのやつです。また大分駅を経由しますが、本日は観光なしの降りたらすぐ乗る、という東九州のルートです。

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真

 

乗り換えて新幹線。ソニックを降り、地下連絡通路で新幹線への乗り換え。次の熊本から、あそボーイに乗るためには、時間短縮ワープするしかない!移動したらすぐに新幹線さくらはやって来た。このあたりが、日本の時刻管理の美しさってやつでしょう。秒単位まで管理しており、間違いない。昨日の列車では、「3分遅れました。申し訳ありません」のアナウンスが流れていた。偉いよね。仕事に自信があるから言えることなのでしょう。
さて、新幹線で時間と距離をひとっ飛びしたら、次はまたのんびり、観光列車あそボーイと九州横断鉄道で、大分!!を目指す。

堂薗 幸夫さんの写真

 

フォームの始まり

フォームの終わり

熊本を出て、水前寺。あそボーイの最後尾パノラマシートの2番目が予約でき、またしても、のんびりの1時間半の宮地までです。
以前に娘と2人で乗ったが、今回は一人旅。全席満席だそうで、子供連れ、カップルは予想通りだ。ミドルエイジのご夫婦も見受けられ、連休の観光ですね。
新幹線からあそボーイまでは駅弁を買い、次の九州横断特急までの昼食を準備OK。熊本駅前の市電も観光客で行列になっていた。
天気は曇ってきた。

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真 堂薗 幸夫さんの写真

 

熊本県宮地駅を出て、大分県豊後竹田へ着こうかというところです。
あそボーイを降りて宮地を散策したら、九州横断特急に乗り換えてようやく昼食にしました。
熊本駅で買っておいた鮎の駅弁(九州の駅弁ランキング3年連続1位!!)とビールを、流れる車窓とともにごちそうさまでした。まったくもって贅沢。。。
九州横断特急の豊肥線は平成24年の豪雨災害で一時路線が切断していましたが、苦労を乗り越え今こうして中国の観光客をたくさん乗せて!走っています。通常2両編成だそうですが、GWということもあり、3両編成になっています。
宮地駅にはその災害の記念展示室が作られていました。飴のように曲がっているレールが置いてあります。...

さて、7時間ぶりに大分駅に戻ります。九州の西側は今一つの天気でしたが、東側は快晴の夏日の気配です。1周してきました。大分からは宮崎方面です。

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真  堂薗 幸夫さんの写真

 

2度目の大分駅を後にして宮崎に向かっています。九州横断特急を降りて、にちりんに乗り換え、海岸線を南下することになります。もちろん座席は進行方向左側、太平洋がみえるでしょう、それも長時間!
調べてみると15時に大分を出るとソニックで博多へ移動し、新幹線で鹿児島中央へ戻るのが最速のようです。それで19時には着きます。またゆふいんの森に乗って久留米から新幹線と言う手もあり、それで20時前でしょう。この宮崎回り路線が最も最長時間で、鹿児島中央到着は21時を回ります。なんてったって、大分宮崎間のこの乗っているにちりん号は3時間半かかるのです。なんとも、都市間の交通の長いこと!九州東側はまだまだ大変ですね。
さて、あと宮崎で乗り換えたら今回の旅の終わりを迎えます。
普通旅には目的地があり、そこへ向けての単なる移動手段ととらえている方々は、時間を有効に早く、そして体力を温存するために寝ていらっしゃいます。僕の場合目的地はなく、(ま、その日の到達地点はあるけど)列車に乗ることだけが目的と言えば目的になのです。だから、乗車中はデータをこうして更新したり、車窓を見たり、撮影したり、車内探検をしたり、忙しいのです。人生は旅に似ている・・・とは良く聞く台詞ですが、移動すること自体を楽しむことが出来たこの3日間は、毎日を一生懸命生きている人生っぽかった気もするのです。

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真  堂薗 幸夫さんの写真

 

電車ネタで。
日向を南下したところです。
リニアのあとは、太陽光発電になっています。
あと30分、なかなか長い〜!

堂薗 幸夫さんの写真

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宮崎駅を出ました。乗り換えて特急きりしまです。これは、昔の鹿児島本線つばめの車両ですね。
日も落ちてだんだん暗くなり始めました。最後の列車、旅の最後に相応しいシチュエーションになってきた気がします。
大分から宮崎までが約4時間かかって、宮崎駅の乗り継ぎが10分。そしてこれから2時間の最終電車。合計6時間かかっていることになる!車内でボーッと過ごす6時間。大変貴重な幸せな時間です。早く着くだけが旅ではないのです。
でも、宮崎はほぼ通過するだけで、前回の青春18きっぷの時もこんなかんじだったかも。友人のらいちくんには、宮崎を軽んじているわけではないのだけど、ごめんね。どうしても滞在が難しいのよ。しかし、駅の看板で見た、日南線の海幸山幸の観光特急には、いつか乗らねばと思う。これは、乗りづらい列車だ。計画を練らねば。反対線には志布志行きのいるかマークの車両が入ってきた。これにもいつか乗りたいものだ。

堂薗 幸夫さんの写真

堂薗 幸夫さんの写真  堂薗 幸夫さんの写真

 

 

 

 

エピローグ

「どちらまで行かれますか」「鹿児島中央まで」この会話で今回の移動は終わりだったかもしれない。
切符がフリー切符のため、毎回聞かれていた。普通の○○行きの切符ではないから、車掌も聞かざるを得ない。

きりしまは隼人を出た。あと30分で鹿児島中央駅だ。
思えば、3日間の移動の日々だった。アクティブかと言われると、九州内を何周かした、それなりのものはありそうだが、その実、乗って、座って、着いたら移動して、また乗って。アクティブと言えるかどうか?気持ちだけ。

さて今日は帰って落ち着いたら、仕事モードに戻さねば。移動中時間はたっぷりあるので、ゆっくりといろいろなことを考えていたようで、その実、ぼけっと何も考えず窓の外を見ていただけだった。ま、それが大切な時間だったわけだが。次の計画を考えながら、おしまいにしよう。

生中継に付き合ってくださった皆様、ありがとうございました。Facebookたまにしか更新しないんだけど、この3日間は更新しすぎだった。。。。m(__)m

堂薗 幸夫さんの写真