(定点をとおる二次関数のグラフ) 2003.2.1
 
y=-x2+ax-a+2 は,定点(1,1)を通る放物線


y=-x2+ax-a+2 を,
aについての恒等式と考えると,

(x-1)a+(-x2+2-y)=0 となり,

連立方程式
   x-1=0
  -x2+2-y=0

が作られ,
その解が,定点(1,1)である。

 

問題文には,「y=・・・が,aの値によらず定点をとおるとき・・・」
と書かれている。マーク対策のその問題集では,答え(□,□)□はア,イ
としか書かれていない。そのため,いったい何をすればよいのか,
疑問を持つ生徒はたくさんいると思われる。

「aの値によらず…」
は,
「aの値にかかわらず」
であり,
「aの値を何にしても」
は,鹿児島弁で言うと,
「エーを,わっぜ,ふとしたい,こもしたい,ないでん,かゆっと」
と言うが,つまり,
「aについての恒等式」
と,
翻訳する必要があるであろう。

結論

イメージを湧かせ,日本語を,数学用語(in日本語)に翻訳し,
時には,自分の最も理解しやすい生活用語(in鹿児島語)に変えたりして,
最終的には,数学記号(式)に翻訳する。
数学とは,全世界≒全宇宙の共通言語である。
本質は変わらない。本質を見失いたくないものである。

最近のグラフアニメ作成法を記載しておく。

  • 「EasyGraph Ver.3.0」により関数を入力し,グラフを作成する。
  • パラメータを適当な間隔で変更しながら,1枚1枚を適当なフォルダに書き出してゆく。その際の画像形式は,BMPである。
  • 次にソニーの「PictureGear Ver 5.1」を起動し,そのフォルダを開く。
  • ユーティリティからアニメーションツールを起動し,それら全てのBMPファイルを指定する。すると,GIFに変換しながらアニメファイルを自動作成する。あとは,速度を調整するだけである。
  • 出来上がりを,プレビューで確認しながら,微調整を繰り返す。
  • アニメ画像ファイルが出来上がったら,「Microsoft FrontPage」でhtmlファイルを作成する。
  • 更にFTP「FFFTP」でアップロードして完了。

以前の方法と比べると,格段に手続きが省略できる。ソフトしだいでこうも違うか。。