上図はサイクロイドと呼ばれ,円がX軸上を滑らないように動いた際に出来る,円周上の1点の軌跡である。
円の中の水色の点は,円が回転していることを表現したいために便宜的につけたマークである。 円周上の濃い赤の点の軌跡が,赤のかまぼこを切ったようなグラフを描くことがわかる。 このグラフの特徴は,
y=r(1−cos(t)) この図では,0≦t≦2π,r=1である。角度のπは,π=180°のラジアン表示。 例えばr=1,t=πのとき, x=π−sinπ=π,y=1−cosπ=1-(-1)=2 であるから,座標(π,2)の前述の最高点である。 車や自転車のタイヤに電球をつけ,暗い中走らすとこのグラフを繰り返し描く。
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