大阪教育大学の入試問題で,軌跡をからめた,動的にイメージしなければ解きづらい問題がある。コレだ・・・
(1)と(2)と(3)それぞれに味わい深い問題であり,アニメーションを見れば,何をしなければならないかが分かる問題だと言えよう。文章だけでは伝わらない問題だろう。 以下順番に,図と解説を見ていただこう。 (1)
(2)
(3)
こうしてみると,一目瞭然で,何をすべきかが分かってくる問題である。噛めば味のある問題であった。
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(エピローグ) 実は,この文章を一番最初に打っている。今日,12時間ぐらい前に授業(土曜日の課外)でやった問題なのだが,その際にも,プロジェクターとPCを使い,黒板に投影しながら説明をした。ただし,時間の関係で,予備校的な授業と言ったら良いだろうか,計算よりも視点や発想を重視した授業であり,あとから見ると板書はぐちゃぐちゃであった。しかし,動かしながらライブで伝える授業は,黒板上のチョークだけでの静的なものとは異なり,活き活きとしたものであったと思いたい。 軌跡の解答の中には,このパターンの出題は数多く見られる。図から細かい点に光を当てて,直線や距離や面積などとも融合させていく。図形と方程式の分野は,計算だけではなんともし難い出題が多い。演習問題にたくさん当たり,勘というかセンスと言うか,見立てと言ったら良いだろう,自分なりの流れを持ちたいものである。細かいところではあるが,作図が雄弁に物語るため,類題等はすぐに作れるだろう。 ****************************************************************************
今回は,GRAPESを利用してグラフ作成をし,photoshopで加工し,Giamでアニメーション作成を行った。本日分かりづらかった生徒たちに「ごめんなさい〜」っと贈る作品と位置づけよう。 資料として,GRAPESファイルそのものアップしてあるので,お暇な方はこちらからダウンロードください。 |