うちのタマ(仮名)!!

とりあえず横の姿から。
属名は普通自動2輪目スズキ科SW−1。 名前はタマ(仮名)です。うちにタマ(仮名)が来たのはボクが大学4年のとき。一度だけ広告で見たことがあって,お店の人に「おしりがスクーターみたいなバイクがほしいんですけど」って説明しました(笑。
 で紹介されたのが,ビックスクーター(泣。
 今でこそ流行ってますが,当時はまだおじさんが乗ってるバイクという認識だったんですよね。しょうがないのでSRにしようかなと考えていたある日・・・・・。
 たまたまそのお店に修理で持ち込まれたSW−1が。すぐにお店の人に説明して,中古を探してもらうことにしました。「たしかにおしりがスクーターだ」ってお店の人に大笑いされました。ボクって見るトコが人と違うんでしょうか。
 このバイク,レトロチック車のBe−1やパオが流行った時に「それならバイクで作ってやろう」とスズキがつくったもの。
 あんまり売れなかったんでしょうか。今はもう生産中止です。
 何年か前に知ったんだけど,珍しいバイクなのでオーナーズクラブが何団体かあるようです。部品やらの情報や一緒にツーリング行ったりしてるみたいで羨ましいです。
ボクがタマ(仮名)に乗り始めたころ,鹿児島にはまだ5台しかありませんでした。 だから町中で他のSW−1とすれ違うときはお互いあいさつしたり,町中で話しかけたりしてました。最近はあんまり会わないので減ってしまったのかも知れません。 さすがに鹿児島から大坂のオーナーズクラブに入るわけにもいかず,とりあえず一匹狼です。といっても峠を攻めるわけではありません(笑。
タマ(仮名)ってタコメーター無いんですよね。だから,どれくらい回していいのか分かんないので,音だけで判断してます。ただ,レッドゾーンがどれくらいなのかはわかりません。基本的に町乗りバイクを想定してるので(たぶん),タコメーターとかいらないんじゃない?とスズキの人は考えたんでしょう。
 結構変わったトコが多いんだけどここもそう。駆動伝達はチェーンじゃなくてベルト式。メンテナンスの面で油を差したりする必要がないので楽です。伸びも少ないみたいだし。
 ただ,一度通勤途中にバチッという音と共に切れました。まぁ,ベルトが切れると手も足も出ないですね。
 お店の人に連れて帰ってもらいました。
・・・タンク・・・偽物です(爆。
でも,このボックスひじょ〜に便利です。
B5版の本が入るので本屋からの帰りも楽々。
 でも梅雨時には気を付けないとカビ生えます。特に買って1年くらいは暇があれば磨いてたのでココに洗車用のタオルが入ってました。
 で,ココがタンク。
この下にあるので,ちっちゃいタンクです。というわけで10リットルで満タン。でも,25km/L走るので結構いいかな。
 これがボクの言う「スクーターみたいな」おしりです(笑。
 全体的に丸っこい造りなんだけど,とくにココはベスパっぽい感じがしてついついスクーターのイメージと言ってしまいました。↓下のシートもやっぱりスクーターっぽいと思うんだけどなぁ。
 そのスクーターっぽいシート,横幅が広い上にシート高も結構高いので足が下に届きにくい。でも,後部座席は広くて柔らかいのでひじょ〜に乗り心地がいいようです。
 一度シートを切られたことがあって長い間ガムテープを貼ってました。友人曰く「バッタの腹みたい」。黒いトコが見えないようにきれ〜に貼ってたので遠目に見た人に「このシートどこで買ったんですか」とたずねられたこともありました。
 そういえばココも変わってます。シフトチェンジが前を踏めば上がっていって後ろを踏めば下がっていくというもの。はっきり言えばカブと一緒。ただし,5速からニュートラルに戻ると危険なので下がニュートラルで,上が5速で止まるようになってます。
 これのいいトコは靴を選ばないってこと。お気に入りの靴も傷つきません。
 後ろのボックスと後部座席のステップ。ココには常に雨ガッパが入ってます。このおかげで何度救われたことか。他にもドラムのスティックをココに入れて練習に行ってました。
 そういえばドラムのアルバイトをしてたときは後部座席にスネア,ペダル,スタンドを積んで,肩にはシンバル。背中とボックスには服と荷物を積んで行ってましたねぇ。
 これが全開した状態。
 工具や荷物ネットなど急に必要なものはすべて入れてます。それでも結構余裕があるので,急に雨が降っても荷物ができても余裕綽々です。
 実はこのVortyというバイクとエンジンが共通だそうです。このバイクも結構いい雰囲気を持ってるんだけど,うちのタマ(仮名)のほうがいい感じ(笑。


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