喜界島「天女の羽衣」伝説を追う

 喜界島のK家(ノロの家系)には、先祖代々「天女の羽衣」として伝えられた品々がある。毎年、旧暦の七夕の日に風にあてる以外は同家の奥深くしまわれて、決して人目に触れることはない。島民でも目にした者はほとんどいない、というのが本当のところである。
 このたび、その「羽衣」の写真を喜界町在住の某氏から提供していただいた。本来ならば、もっと学術的に深めることの出来る場で公開されるべきものかとも思うが、御厚意に報いるためにも、と公開することにした。
 もとより、WEB master はこのような分野についても全く無知であるので、どなたか情報を提供してくださる方がおられれば、と思う。

20000514追記広報きかい平成12年03月号10ページのコラム「わが町の文化財」というコーナーで、この「羽衣(ノロ神具)」が紹介されていた。
 それによると、「時代は不明だが襟の付け方などから桃山時代以前の貴族階級が着用したものと推定され」、「布地は中国またはインド産といわれ、織物史上貴重な資料」とのこと。

その1:羽衣伝説のあらまし

その2:「天女」の遺品 ※200KBあります

その3:銅鏡の謎

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