「スパスパ人間学」の主な放映内容 (2004年1月29日)
1.砂糖は、肥満の元凶か?
  *砂糖は直接肥満にはつながらない。
  *砂糖を我慢すると逆に太る。太っている人ほど砂糖を摂っていない。
2.砂糖では太らない意外な理由。
  *砂糖などの糖は、脂肪と比べてカロリーが低い。脂質1g当たり 9カロリー。糖質1g当たり 4カロリー。
    砂糖は、脂質の半分以下のカロリーである。
  *砂糖の適量摂取は、脂質の摂取を減らす。糖質分解酵素アミラーゼと脂質分解酵素リパーゼとは力関係
    にある。全体の量は決まっているので一方が増えると、もう一方が減る、と言う関係である。砂糖を摂る
    とアミラーゼが増え自然と脂質自体が減る。脂っこいものを欲しがらなくなる。リパーゼが優位だと脂肪
    分解が高いため、必要以上に脂ものを欲しがる傾向にある。
3.砂糖と脳の関係。砂糖の摂りすぎも問題だが、摂らないとバカになる。砂糖=ブドウ糖+果糖
   頭を使うときは、ブドウ糖の消費が多い。ブドウ糖は不可欠。脳の唯一のエネルギーはブドウ糖である。ブ
   ドウ糖がないと脳は働かない。その補給源は砂糖である。
   日本を代表する文豪の多くが執筆中に甘いものを食べていた。
   将棋の対局中にも、甘いものが出されることが多い。
4.砂糖を摂りすぎると、血中の中性脂肪値が上がる。これが、動脈硬化につながる。糖がコラーゲンと結
  びつくと、コラーゲンは弾力を失う。シワ・たるみ・毛穴の開きなど肌の老化が起こる。
5.砂糖とシュガーの違い?
   シュガー=砂糖+グルコース+乳糖+麦芽糖+・・・従って、砂糖ゼロでもシュガーは入っている。
6.砂糖と人工甘味料
  
*砂糖は質に優れているので、ケーキ作りなどにむいている。
  *人工甘味料は、ジュースなどに入れるとさっぱりして美味しい。清涼感がある。
  *砂糖の1000倍甘いものもある。
7.砂糖摂取の適量は?

  *成人の場合、 一日に 20〜25gが適量。1日の目安 角砂糖 5.6個、大さじ2 〜2.5杯。
  *病気のかたは医者に相談してください。
8.食べるだけで痩せられる夢のシュガーがある。希少糖である。希少糖は自然界に存在量が少ない。1g
   6万円もする。現在研究中である。実用化まで後、4.5年はかかる。
9.明日から使える実用的な砂糖はないか?ダイエットに使える糖の条件
  *ビタミンB1を含んでいる糖。糖の代謝には、ビタミンB1が必要。
  *ワックス成分を含んだ糖。ワックス成分は、中性脂肪を下げる。悪玉コレストールを下げる。
10.この二つを兼ね備えた糖。それは、黒砂糖である
  *黒砂糖は、鹿児島から沖縄にかけて多く生産されている。40種以上の種類がある。
  *その中でも、喜界島の黒砂糖は、クセがなく美味しい
11..喜界島の黒砂糖は、なぜクセがなく美味しいのか?現地喜界島へ・・・・。
  *土壌が良い。喜界島は隆起さんご礁の島である。薄黄色のアルカリ質の土である。
  *(佐野製糖工場登場。刈り取り場面。)クキについた白い粉がワックス成分である。白砂糖は、精製の段
   階でワックス成分をきれいに落としてしまう。黒砂糖の場合は、ワックス成分がパーフェクトに残っている。
   佐野製糖工場の製造工程の映像(圧搾・アク取り・煮詰め・釜上げ・攪拌・流し込み・出来上がり)
12.実験。普段甘いものを食べない太っている3名の女性に黒糖を1週間食べてもらう。食前食後に3〜5度。
   *体重は一人は、1.7kg減った。二人はあまり減らなかった。
   *体重の減らなかった二人について、中性脂肪を調べると,18と22減っていた。
   *3人の感想  0食事の量が減った。0脂っこいものが欲しくなくなった。0寝る前にお菓子をつままなくな
     った。黒糖をぜひ続けたい。
13佐野製糖工場の製品、「喜界島黒糖」登場
   *出演者、「喜界島黒糖」 を賞味する。好評であった。
4.結び。砂糖を敵対視しないで適当に味方につけること適量をぜひ
佐野製糖工場では、心をこめて、こだわりの上質の黒糖を製造しております。是非ご賞味ください。
〒891-6202  鹿児島県大島郡喜界町湾
   佐野製糖工場  代表 佐野茂雄  TEL/FAX 0997-65-3806
    

    喜界島黒糖へ