奄美の都・名瀬のまちなみを守るために私も反対陳情署名をします。
2002年3月
日
名瀬市長 平田隆義 殿
氏名
住所
反対趣旨番号
シンボルロ〜ドと称して末広町、港町に三十一メートルの自動車道路を通すことは、
名瀬市のまちなみをこわすので反対します。(都市計画図)
【陳情の趣旨】(署名の理由)
(一) 私たち計画区域内及び隣接する土地所有者・借地人は、昭和三十年代にすでに二割減歩をうけており、望みもしない道路のために再度の一割減歩は納得できません。今度の計画で私たちにどのような利益があるのでしょうか。「受益なければ負担なし」という減歩のたてまえからいっても道理がありません。また、住みなれた土地から今更引っ越すつもりもありません。憲法に定められた基本的人権・住民自治の原則をふみにじる住民無視の道路計画は、やめてください。
計画区域内の土地を市に買い取ってもらいたい人たちの不動産は、公共用地として先行取得してもらいたい。
(二) 私たち計画区域内の賃貸居住者は、現在の住環境から、市当局の一方的な計画のために追いだされる筋あいはありません。現在よりまさる環境が保障されているとも思えません。末広十三・十四番街区の再開発ビル構想を断念したように、私たちも現状のままにしてください。
(三) 私たち計画区域内及び隣接する店舗で事業を営む者は、きびしい不況の中、地場産業の低落、人口減により、経営はどこも深刻です。こういうときにシンボルロードなどで中心商店街を大きく分断されたら、商店街は活性化どころかさらに衰退するだけです。また、何年間も仮店舗営業をさせられるのは、死を宣告されるに等しいことです。
私たちは、疑問や不安だらけの現計画には、生活のために命をかけて反対します。
(四) 私たち名瀬市の中心商店街の利用者である街来者は、末広本通りを三十一メートルと十六メ―トル幅に拡幅する道路計画には反対です。自動車通行道路となり、渋滞、交通事故、排ガス汚染、騒音などによって商店街は分断され、気楽に歩き回ることもできません。主婦や子ども、高齢者や障害者などの「歩行者に安全で快適なまちづくり」とは全く逆の結果を招くだけです.。市当局に、ムダなシンボルロードのために、便利でコンパクトな今の街なみをこわす権利はありません。
私たちは、島の文化に根ざした街づくりを望んでいます。絶対にやめてください。
(五) 私たちは、名瀬市の納税者として反対します。名瀬市は財政力もないのに、ムダな公共事業のためにさらに借金を積み重ねようとしていることは、納税者の一人として許せません。効果が期待されないこの計画は国の借金と同様、私たちの子や孫たちへさらにツケを先送りするだけです。
私たちの税金は、産業おこしや、子どもの教育、お年寄りの福祉などにもっと使ってください。
【陳情事項】
「名瀬市みなとまちづくり計画」によるシンボルロ〜ドは、陳情の趣旨のとおり、まちなみをこわすので反対します。この計画の見直しを求めます。
まちなみをこわす道路計画に反対する会
(略称) 「まちなみを守る会」
呼びかけ人・ 東郷英喜・戸内恭次・丸田一雄・森本眞一郎
代表 戸内 恭次 名瀬市港町五番二十六号・
TEL・五三―〇〇三八・FAX・五四―〇三三八
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また、それぞれのご意見を添付してくだされば、さらにありがたいです。
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名 瀬 市 役 所 平田隆義 名瀬市長 殿 〒894-8555 鹿児島県名瀬市幸町25番8号 TEL:0997-52-1111 FAX:0997-52-1001 E-Mail: info@city.naze.kagoshima.jp |