こんな本入りました!

[1999.05.10]
メイリングリストにて配信
  1. 「しまがたれ」1999 第7号 春季
    奄美瀬戸内しまがたれ同好会・編 1999.4.30 A4版 102page \1,000(税別)
    興味深く読めたのは「大東亜戦争中における奄美守備隊の  回顧」です。戦時中の配備など詳細の地図も掲載されていま  ます。「瀬戸内町の伝承説話」には10話が、「ウラトミ哀  歌」は後半部が掲載されています。   ページ数は少ないのですが読み応えありです。
  2. 「奄美の歴史とシマの民俗」
    先田光演・著 まろうど社・発行 1999.5.17 四六版 375page \3,000(税別)
    個人的に奄美のことを紹介するホームページを作成しはじめた時に、奄美といっても地理的に、歴史的にじつにさまざまな区切り・顔をもっていることにはじめて気づき驚くと同時にどれだけ自分のシマを知らなかったか反省しました。先田さんの今回の本はさらにそれに、深い・何層にも重なシマの歴史と伝統を知ることができます。内容は「沖永良部の古墓石」「奄美諸島の遠島人」、「琉球大砲船」「沖永良部島の年中行事」の4つです。特に私の先祖がどうも遠島人らしいということもあって「奄美諸島の遠島人」は興味深く読めました。どうしても薩摩に支配され、虐げれたシマッチュという構図がさきにたつのですが、薩摩の中でも政治闘争に破れて奄美に流さ  れてきた人々がシマッチュとどうかかわったのか膨大な資料から描いています。

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