こんな本入りました!

[1999.03.13]
「嘉渡今昔物語」
  著:松元勇喜 私家版
  \1,810 A5 148page
著者の松元さんは、名瀬市の春日町(県立図書館 奄美分館からさらに山間に入っていきます)で春日荘という旅館を営んでいます。
 料金が安いので 長期滞在の旅行客、特に学生さん等研究目的で奄 美にいらっしゃる方がよく利用しているようです。
 本書は著者のシマである龍郷町嘉渡にまつわる様々な事柄が書き綴られています。

第1章 集落構造
    地名の由来から小字名、その由来、道、聖地等
第2章 島のくらし
    自治組織、農業、砂糖、漁業
第3章 大島紬の沿革
第4章 年中行事
第5章 シマにおける振興
第6章 人物
第7章 超自然的存在と村落構造
    ケンムン、昔話
第8章 人の一生
第9章 婚姻と社会関係
第10章 葬祭
第11章 子供の遊びと道具
第12章 島ぬ教訓歌とたとえごと
第13章 故郷への詩
第14章 一時帰郷の思いで

写真でみるシマの移り変わり 古い写真も数多く掲載されています。 読んでると自分のシマも昔はこんなだったのかなと思わず想像させる本です。
奄美に来る時には1晩春日荘に泊まって、この本にまつわる話をじっくり聞くのもいいかもし れません。
(mizuma)

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