こんな本入りました!
[1998.12.01]
発掘!

奄美学の水脈 奄美沖縄ライブラリー2

奄美学の水脈

(みお)

編:南海日日新聞社
ロマン書房本店・1993年4月10日初版発行
B6・P330・\2,719


 あまみ庵の店頭にはずーといるわけではなくて平日の夜と日曜日に勤務しています。
 そうすると、自分が勤務中に入った本はわかるのですが、勤務外の時間帯や休みの日に入ってきた本は見逃してしまうこともたまにあります。同様に売りきれてしまう本もあるわけです。
 売りきれてしまった本は注文すればいいのですが、発行元にも残っていない本も多々あるので、欲しいな、けどあとでもいいかと思っていた本だとよけいに悔しい思いをします。
 この本も店頭で奄美を詳しく知りたいという方には常にお薦めしていたのですが、ある日気づくと店頭になく、店の倉庫を探したのですが在庫なし、ということでもう新本が店頭にならぶことはないと思ってました。
 ところが、ひょっこりと当店の店主自宅の倉庫で発掘され店頭に再びならぶことになったわけです。

 この本は奄美に関する書籍の書評を集めた本で、紹介されているのは112篇、120冊におよびます。すでに入手不可能または入手が難しい本も多く含まれていますが、いずれも現在手に入る奄美に関する本の参考文献として扱われるような本ばかりで、まさに書名の通りです。
 またそれぞれの本を紹介している方々も山下欣一さん、小川学夫さん、弓削政巳さん、高橋一郎さん等など、そうそうたるメンバーです。(ちなみに当店、店主の森本も参加しています。)
 名瀬市にある県立図書館奄美分館では郷土誌を直接閲覧することができません(年に数回書庫開放がありますが)ので、奄美を詳しく知りたいと思ったときにどんな本が参考になるかなかなか難しいのですが、この本でまずは下調べというのはどうでしょうか。
(mizuma)


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こんな本はいりました![98/12/01]