奄美民俗雑話集(目次)

神話伝説の世界

 奄美の神話
  アマミコ・シニレク、ノロとユタ、太陽の子マタラベ
  クロメカズラ(テイカカズラ)、カネィサンの神、鍛治屋・木の精・片目
  ムチョリボ・ヤンマボ、穀物の起源、母乳・椿・唾液、海神、ヒジャマ伝説
  竜宮城、アヤガムィ(綾甕)、大歳の客、アハウシャンムィ(赤牛奴)
 奄美の伝説
   ウフティブル(大頭)とアクニャヒャ(阿木名兵衛)、実久三次郎と名柄八丸
  義賊イワ、イノクンシュ(伊野国主)
 奄美の妖怪
  クィンムン(木の精)、モーレイ(亡霊)ミメンマルクダ、インマオウ、アモ
  レヲゥナク(天人女房)、ヤマウバ(山姥)、ガラッパ(河童)、嘉鉄の妖怪

民俗語彙
 ことばに見る民族
  アハマリ・アグリ・マロ、牟田・仁田・蜜柑、黒子・刺・小骨
  カカ・ハハ・ヌカ、苺・犬枇杷・乳汁・血液、逆語序、コーティナサ(喧しい)、                                       
  サヴェ(錆病菌)、小児語、トヨム(鳴響む)
  ハギュンとハギュン(「配る」と「剥ぐ」)
  マグィサとギナサン(「太い」と「細い」)、ハナハッキュン(鼻をはじく)
  P音とF音、ゴーマキュン(蛇がトグロを巻く)、クヤー(葬式の悔やみ言)
  イショビクとハト(口笛と指笛)、ミシゲとサクシ(杓文字と杓子)
 地名の民俗
  クリ・カラ・カロ、アロウ・アロッチュ、ニャ・ニュ・ニョ
 からだの民俗
  血と乳・木と毛、ナバンガサ(南蛮瘡)、ユムディラ(醜い顔)、ヘェーとウミ
  (黴菌と膿)、ビンタ(瘢痕組織)、エェーとクゥエー(痩せと太り)

奄美の自然と民俗
 星空と自然
  季節の星座、虹は天の蛇、ティングロジャ(雷)、夏雲・夕立、マムィガラジュ
  (豆殻潮)、アブラドゥルィ(べた凪)
  小動物の民俗
  ソチムリャ(イモリ)、ハヴィラとイヘダ(チョウとトンボ)、メダカ・サンボ・
  タヂクラ、クブ(クモ)、イラ(クラゲ)、野山の害虫、トゥル(鶏)マライブ
  (ハゼ)、ビキ(カエル)
 野鳥の民俗
  アトホとスミ(鵜と潜水)、ユムンドゥル(雀)、野鳥の鳴き声、野鳥の名前 
 貝の民俗
  ギブ(ヒメシャコガイ)、タカラガイ、ムンヌフィムン(魔除け)
 植物の民俗
   つる植物、野の果実、里の果実、「しろたへ」の衣、おもしろい植物名
   ユリ科の植物、コーシャとウム(山芋と里芋)、ギーマ(グマ)と胡麻(グマ)
   香りのある木、聖なる木、タマクラ(鳳仙花)
 
民間信仰 
  出産の習俗 
   竹篦と臍の緒、ユナ(胞衣・後産)、産屋の傷跡、新生児
   霊魂と禁忌
   サニムスィプ、立神信仰、イニャダマガナシ(稲霊加那志)
   ユムンドゥル ヌ ファ(雀の歯)、海の禁忌、異装の神々、七夕
 
くらしの民俗
  なりわい
  カカシ・シムィ・ハプ(案山子・禁野・蛇)、養豚、海と山の仕事
  食べ物 
  ハヌス・トン(甘藷)、豚やヤギの内臓(ワタ)
   ソークィブネィとヒンジャンシル(豚の肉付き肋骨と山羊汁)、カラシュ(塩辛)
  ドースィ(雑炊)

おわりに

 参考引用書籍・資料等

 (オツカレサマ)