第133回 九州高校野球大会(秋)

秋の大会 これまでの鹿児島県1位代表校について
(2010年編集,2011年,2012年,2013加筆修正)

いよいよ九州大会がはじまります。
鹿児島県代表校の活躍にも期待がかかるところです。
とくに,県1位代表校には,センバツ出場に向けて大きく期待します。
そこで,ここ数年,秋の大会の鹿児島県1位代表校についてさぐります。

大会 開催県 1位出場校 回戦 結果 相手 センバツ
12 131回 長崎 鹿児島情報 2回戦 ● 0−1 創成館 長崎3位 (尚志館が出場)
11 129回 大分 神村学園 2回戦
準々決勝
準決勝
決 勝
○ 5−2
○ 7−6
○ 6−2
○ 8−1
長崎日大
大 分
別府青山
九州学院
長崎2位
大分2位
大分3位
熊本1位
神村学園
選抜出場
10 127回 鹿児島 鹿児島実 2回戦
準々決勝
準決勝
決 勝
○ 11−10
○ 12F3
○ 3−1
○ 4−1
熊本国府
藤 蔭
九州学院
九州国際大付
熊本3位
大分1位
熊本2位
福岡1位
鹿児島実
選抜出場
09 125回 宮崎 鹿児島実 2回戦 ● 1−5 宮崎工 宮崎2位
08 123回 佐賀 神村学園 2回戦
準々決勝
準決勝
決 勝
○ 3−2
○ 6−5
○ 5−4
● 0−4
大分上野ケ丘
九州国際大付
興 南
清 峰
大分2位
福岡1位
沖縄1位
長崎1位
神村学園
選抜出場
07 121回 鹿児島 鹿児島工 2回戦
準々決勝
準決勝
○12J10
○ 2−1
● 1−3
文 徳
沖学園
沖縄尚学
熊本2位
福岡1位
沖縄1位
鹿児島工
選抜出場
06 119回 福岡 鹿児島商 2回戦
準々決勝
準決勝
○ 6−5
○ 7F0
● 2−5
九州学院
都城泉ヶ丘
大牟田
熊本2位
宮崎1位
福岡1位
鹿児島商
選抜出場
05 117回 沖縄 樟 南 2回戦 ● 3F11 清 峰 長崎2位
04 115回 長崎 神村学園 2回戦
準々決勝
準決勝
○ 8−4
○ 6−4
● 2−5
福岡第一
宮崎日大
柳ヶ浦
福岡2位
宮崎2位
大分1位
神村学園
選抜出場
03 113回 佐賀 鹿児島 2回戦 ● 3−10 日南学園 宮崎2位
02 111回 熊本 鹿児島実 2回戦 ● 6−7 長崎日大 長崎2位
01 109回 宮崎 樟 南 2回戦
準々決勝
準決勝
決 勝
○ 3−0
○ 7−0
○ 2−0
● 5−6
宮崎日大
東福岡
延岡工
九州学院
宮崎2位
福岡3位
宮崎3位
熊本1位
樟 南
選抜出場
00 107回 大分 樟 南 2回戦 ● 3J4 東福岡 福岡3位

 ○ 過去13年中,初戦敗退6回。相手が2位,3位代表校にも関わらず,厳しい成績です。
   131回の鹿児島情報は,好投手が最少失点に抑えるも攻撃で得点を挙げられず敗退。
   また,
   125回の鹿児島実は,相手好投手を攻略できず敗退。
   117回の樟南も,まさかの序盤大量失点で敗退。
   九州では名の通った両校でも,現実として初戦を突破するのは優しいことではありません。
 
 ○ 初戦突破していても,延長,1点差など決して楽な試合ではありません。
   129回の神村学園−大分は,8回表に逆転でリードされ,その裏に再逆転でなんとか1点差の勝利。
   127回の鹿児島実−熊本国府は,序盤の大量リードにも関わらず追い上げられ,なんとか逃げ切り1点差の勝利。
   123回の神村学園−大分上野ヶ丘は,相手は公立進学校で圧倒的に神村学園有利との評判にも関わらず,1点差の勝利。
   121回の鹿児島工−文徳は,地元開催にも関わらず,9回にようやく追いつき,延長でなんとか勝利。
   119回の鹿児島商−九州学院も,序盤0−5の敗戦ムードから,中盤以降逆転し,1点差の勝利。
   という具合に,ここ数年は薄氷を踏む初戦突破になっています。
 
 ○ しかしながら,初戦突破をすれば,ここ12年は必ずセンバツ出場を果たしています。

 つまり,今回の鹿児島県1位出場校も,全く油断の出来ない厳しい初戦になるだろうと思います。
 相手が2位代表校・3位代表校ということは,全く関係のないことで,どの相手でも僅差の実力校であるということです。
 したがって,まず,初戦突破に向けて,全力で応援していきたいと思います。

 そして,初戦突破できた時は,油断してはいけないと思いつつも,少しだけ期待しちゃいます。

 


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