第133回 九州高校野球大会(秋)
いよいよ九州大会がはじまります。
鹿児島県代表校の活躍にも期待がかかるところです。
とくに,県1位代表校には,センバツ出場に向けて大きく期待します。
そこで,ここ数年,秋の大会の鹿児島県1位代表校についてさぐります。
年 | 大会 | 開催県 | 1位出場校 | 回戦 | 結果 | 相手 | センバツ | |
12 | 131回 | 長崎 | 鹿児島情報 | 2回戦 | ● 0−1 | 創成館 | 長崎3位 | (尚志館が出場) |
11 | 129回 | 大分 | 神村学園 | 2回戦 準々決勝 準決勝 決 勝 |
○ 5−2 ○ 7−6 ○ 6−2 ○ 8−1 |
長崎日大 大 分 別府青山 九州学院 |
長崎2位 大分2位 大分3位 熊本1位 |
神村学園 選抜出場 |
10 | 127回 | 鹿児島 | 鹿児島実 | 2回戦 準々決勝 準決勝 決 勝 |
○ 11−10 ○ 12F3 ○ 3−1 ○ 4−1 |
熊本国府 藤 蔭 九州学院 九州国際大付 |
熊本3位 大分1位 熊本2位 福岡1位 |
鹿児島実 選抜出場 |
09 | 125回 | 宮崎 | 鹿児島実 | 2回戦 | ● 1−5 | 宮崎工 | 宮崎2位 | |
08 | 123回 | 佐賀 | 神村学園 | 2回戦 準々決勝 準決勝 決 勝 |
○ 3−2 ○ 6−5 ○ 5−4 ● 0−4 |
大分上野ケ丘 九州国際大付 興 南 清 峰 |
大分2位 福岡1位 沖縄1位 長崎1位 |
神村学園 選抜出場 |
07 | 121回 | 鹿児島 | 鹿児島工 | 2回戦 準々決勝 準決勝 |
○12J10 ○ 2−1 ● 1−3 |
文 徳 沖学園 沖縄尚学 |
熊本2位 福岡1位 沖縄1位 |
鹿児島工 選抜出場 |
06 | 119回 | 福岡 | 鹿児島商 | 2回戦 準々決勝 準決勝 |
○ 6−5 ○ 7F0 ● 2−5 |
九州学院 都城泉ヶ丘 大牟田 |
熊本2位 宮崎1位 福岡1位 |
鹿児島商 選抜出場 |
05 | 117回 | 沖縄 | 樟 南 | 2回戦 | ● 3F11 | 清 峰 | 長崎2位 | |
04 | 115回 | 長崎 | 神村学園 | 2回戦 準々決勝 準決勝 |
○ 8−4 ○ 6−4 ● 2−5 |
福岡第一 宮崎日大 柳ヶ浦 |
福岡2位 宮崎2位 大分1位 |
神村学園 選抜出場 |
03 | 113回 | 佐賀 | 鹿児島 | 2回戦 | ● 3−10 | 日南学園 | 宮崎2位 | |
02 | 111回 | 熊本 | 鹿児島実 | 2回戦 | ● 6−7 | 長崎日大 | 長崎2位 | |
01 | 109回 | 宮崎 | 樟 南 | 2回戦 準々決勝 準決勝 決 勝 |
○ 3−0 ○ 7−0 ○ 2−0 ● 5−6 |
宮崎日大 東福岡 延岡工 九州学院 |
宮崎2位 福岡3位 宮崎3位 熊本1位 |
樟 南 選抜出場 |
00 | 107回 | 大分 | 樟 南 | 2回戦 | ● 3J4 | 東福岡 | 福岡3位 |
○ 過去13年中,初戦敗退6回。相手が2位,3位代表校にも関わらず,厳しい成績です。
131回の鹿児島情報は,好投手が最少失点に抑えるも攻撃で得点を挙げられず敗退。
また,
125回の鹿児島実は,相手好投手を攻略できず敗退。
117回の樟南も,まさかの序盤大量失点で敗退。
九州では名の通った両校でも,現実として初戦を突破するのは優しいことではありません。
○ 初戦突破していても,延長,1点差など決して楽な試合ではありません。
129回の神村学園−大分は,8回表に逆転でリードされ,その裏に再逆転でなんとか1点差の勝利。
127回の鹿児島実−熊本国府は,序盤の大量リードにも関わらず追い上げられ,なんとか逃げ切り1点差の勝利。
123回の神村学園−大分上野ヶ丘は,相手は公立進学校で圧倒的に神村学園有利との評判にも関わらず,1点差の勝利。
121回の鹿児島工−文徳は,地元開催にも関わらず,9回にようやく追いつき,延長でなんとか勝利。
119回の鹿児島商−九州学院も,序盤0−5の敗戦ムードから,中盤以降逆転し,1点差の勝利。
という具合に,ここ数年は薄氷を踏む初戦突破になっています。
○ しかしながら,初戦突破をすれば,ここ12年は必ずセンバツ出場を果たしています。
つまり,今回の鹿児島県1位出場校も,全く油断の出来ない厳しい初戦になるだろうと思います。
相手が2位代表校・3位代表校ということは,全く関係のないことで,どの相手でも僅差の実力校であるということです。
したがって,まず,初戦突破に向けて,全力で応援していきたいと思います。
そして,初戦突破できた時は,油断してはいけないと思いつつも,少しだけ期待しちゃいます。
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