さつま白波原酒



        薩摩酒造  枕崎市立神本町26
        ゲットした日:平成11年3月28日


 平成11年3月28日(日曜日)、スタジオ21の歓迎会&花見オフミの時メンバーのhiroyaさんがこの焼酎を持ってきてくれた。外観は和紙に包んでありさらにラベルも手漉き和紙を使っており、今はやりの高級手作りの焼酎風であった。
もしこの焼酎が残るようなことが有れば、持ち帰ってホームページに載せようなどと企み、まず私の持参した「田倉」の封を切ったのだが、これが凄い勢いでなくなってしまった。
 次にこの「さつま白波原酒」の封を切ったのだが、何故かものすごく酔いの廻りが早い!
私は瞬く間にマグロになってしまった。私だけではない、KIYOさんも怪しくハイなのである。Rieさんを「ウメさん、ウメさん!」なんて呼んではしゃいでいた。
 tomさんに至っては、全く焼酎を飲めないhiroyaさんにこれを無理矢理飲ませ、「この焼酎は旨い!」と強要する有様である。odabooさんはなにやら難しい話を始めて、人の思考回路を混線させ黙らせてしまうし・・・。
 結局前後不覚に酔いつぶれてしまって(それでも2次会に行ったらしいが・・・)、殆どの参加者が苦しく頭の痛いblue Monday を迎えたのであるが、とりわけ私は食事も受け付けないほど、打ちのめされてしまった。
 愚妻に「あの焼酎が少し残っていたはずだけど・・・」と聞くと、「あなたがちゃんと持って帰ってきた。」と酔っぱらいの執念を感じさせるに余りある驚愕すべき返事であった。そして早鐘のようになる頭をかろうじて上げて焼酎のラベルを見ると、な、なんとアルコール度数37度と書いてあるではないか!!!
 普通の焼酎は25度。これを5:5でお湯割りするのだから実質は13度ぐらいになる。しかるに原酒を5:5でお湯割りしたら・・・とここまでかろうじて考えられたのだが、とたんに激しい頭痛に見舞われてしまった。
 1週間経ってほとぼりが冷めた今、冷静になって残った焼酎を飲むと、芋焼酎の強烈な個性を当然の如く強固に主張しているのを感じる。生でも、ロック系統でも、はたまた湯割りでも芋らしさを存分に味わえる。そして恍惚のマグロ、戦慄の二日酔いと我々を震撼ならしめた逸品にはいつまでも畏怖の念を感じることだろう。

※注 この項目での登場人物はスタジオ21ワイワイ広場の皆さんです。皆さんのプロフィールを知りたい方はこちらへ
 またこの時の様子はスタジオ21歓迎会&花見オフミにアップしています。